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5月, 2025の投稿を表示しています

ドミナント戦略

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  お酒を飲んで帰ってきたら、アイスかゼリーを食べてしまうことが辞められません。 家の冷蔵庫にたくさんアイスのストックがあるにも関わらず、帰り道のコンビニエンスストアでまた買ってしまうので、一向に減りません。 でもアイスって賞味期限が存在しないから、ストックも許されますね。 でも近所にあるコンビニエンスストアは3軒とも同じブランドなので、いつも同じようなアイスを買うことになります。 みなさんのお住まいの地域で、同じコンビニエンスストアがご自宅の近くに複数あったりすることはありませんか? 何も知らない頃は、同じコンビニエンスストアが複数あると、売上と共食い状態になってしまうのに、なんでそんなことしてしまうんだろう?と思っていました。 しかし、これはマーケティング戦略のひとつで、ドミナント戦略と呼ばれる手法です。 同じコンビニエンスストアが近隣に複数あるメリットは以下の通りです。 1、地域の売上が競合に取られることなく独占(dominant)できる 2、それによって地域でブランディングができる 3、在庫をシェアできるので、特定の商品が予想以上に売れても相互補完できる 4、それ故仕入れを余分にしなくて済む 5、スーパーバイザー(地域担当の営業)が店舗を管理しやすい ということで、メリットがたくさんありますね。 上記は比較的よく知られたことなのですが、注意しなければならないのは、これは本部側のメリットです。 つまり、個人オーナーの店舗だと競合だろうと同じブランドだろうとライバルはライバルですよね。そうなると個人オーナーの納得と協力体制の構築が本部側にも求められます。 昨今のコンビニエンスストアの情勢の変化はこの辺りにも、もしかすると少なからずこう言った原因もあるかも知れませんね。 このドミナント戦略、身近なところだとドラッグストアやクリーニング店などにも色々な業態でも知る事ができますので、日頃意識していると「あれ?これもドミナント戦略?」と感じる事があると思います。 みなさんの地域にはどんなコンビニエンスストアが独占していますか? わたしの地域はファミリーマートさんがたくさんあります。

アンコンシャスバイアス

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 昔はあまり好んで食べなかったけれども、最近になってから好きになった食べ物ってありますか? わたしはこの写真の通り“カツオ“が典型なそれです。 カツオってお魚でも脂が少なくて、若い頃のわたしには全く魅力に映らなかったのですが、いまはニンニクや塩やワサビで食べる食べ方に、すっかりハマってしまいました。 勝手に苦手だと思う、つまりは食わず嫌い、これは何によることか考えてみると、わたしの中では“内向的バイアス“が働いてることに気付かされました。 “内向的バイアス“とは、 1、血液型で相手の性格を連想してしまう 2、英語が話せると頭が良い人と思ってしまう 3、タレ目だと優しい人だと思ってしまう この上の3つに当てはまる人は、わたしと同じ内向的バイアスが働いている可能性があります。 つまり、人と深いコミュニケーションを取らずして、見た目やスペックで相手のことを判断してしまい、「この人とは合わないな」と勝手に考えてしまうことです。 わたしの例だと、ちゃんと食べないで、自分はカツオは好きではないと思い込んでいた、それがこの内向的バイアスに当たります。 世の中には他にもたくさんのバイアスが存在していて、自分は柔軟でフラットな人間だと思っても、そうでない事がたくさんあります。 ほかにも外交的バイアスや性的なバイアス、仕事観におけるバイアスなど様々な種類が存在します。 そのあたりの無意識下で働くバイアスつまり、“アンコンシャスバイアス“についてもまた改めて触れたいと思います。 わたしは他に“きな粉餅“が食べられないこともきっとバイアスによるものではないかと疑っております。

マーフィーの法則 応用編

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  長い間ゴルフクラブを握っておらず、先日久しぶりのコンペのため、急遽ゴルフ練習場に焼け石に水で行った時の写真です。 10年前くらいはゴルフに熱があり、レッスンにも通っていたくらい好きだったのですが、この仕事につくようになってから、だいぶ遠ざかってしまいました。 そうなるとゴルフの腕はどんどんと落ちて、今はゴルフ場に行くのは不安でしかありません。 いざ本番のゴルフ場で、1ホール目の第1打、 ドライバーを握った瞬間に 「あ、これは曲がる。」とわたしは確信します。 すると、見事にきれいな右斜め45度の放物線を描いて曲がっていきました。 これをマーフィーの法則と呼びます。 みなさんはマーフィーの法則をご存知でしょうか? アメリカの航空工学者であるエドワード・アロイシャス・マーフィー・ジュニアがおこなった研究で、マーフィーの法則と呼ばれています。 マーフィーの法則で有名なものは 落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する という例ですね。 つまり、失敗するだろうと思ったものはだいたい失敗するというもの。 最近だと、「予想しない雨で洗濯物を外に干したが、風の方向によっては無事なはず。しかしかえって洗濯物を確認すると見事に濡れていた。」とか 「会食のお会計で電子決済がいけるはずと確信していたら、まさかの現金払いのみ。」とか 「マンションのエレベーターの停止時間に見事に帰宅して階段を登る。」 など結構やってますね。 そしてここからが重要なのですが、このマーフィーの法則、外国人との会話でもとても使えます。 外国人との会話で「スマートに笑いを取る」という狙いの際には非常にオススメです。 わたしが外国人と仕事をしていても、時々このMurphy's lawは出てくるネタです。 グローバルでの会議の時に、導入したシステムの説明会をしようと思った際に、オンラインでたくさんの人が集まってきました。さあ、いざ説明しますよ、と思ってシステムを開くと、見事に「メンテナンス中」の表示が。気まずい空気の中 「 This is Murph's law」 これでそこそこ笑いに変わります。 こんな感じで外国人もこのネタは好きなので使ってみてくださいね。

サンクコストとコンコルド効果

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  シンガポールを象徴する銅像マーライオン。シンガポールの中心部にあり、桟橋から都市部を一望できる観光スポットになっていますね。 このマーライオンが観光スポットとして有名になって以降、世界各地にマーライオンができたことはご存知でしょうか? なんと日本の函館市にもマーライオンはあって、しかもそれは世界に8体しかないシンガポール政府公認のマーライオンだそうです。 ほかにも非公式を合わせると相当な数があるようで、わたしもベトナムや中国の観光地でマーライオンを観たことがありました。 シンガポール以外のマーライオンも同じように作られていますが、ほぼ誰も見向きすることがありません。本場のシンガポールのマーライオンは夜中でも盛況でした! なぜ観光客はシンガポールのマーライオンは注目をして、ほかのマーライオンには見向きもしないのでしょうか?同じ物なのに。。 そこにはサンクコスト、もしくはコンコルド効果といわれる行動経済学の要素が関係しているのではないでしょうか? サンクコストとは【埋もれたコスト】という意味で、お金を注ぎ込んだのだから、大きな価値を生み出さないとわかっていても、注ぎ込むことを辞められない、というケースを意味します。例えば今でいうソシャゲ(ソーシャルゲーム)に課金してしまい、ゲームの中で成長したことで課金をやめられなくなってしまった、これはまさにその事例です。 コンコルド効果も同義として使われるのですが、これはロシアの航空機コンコルドの開発に多額の資金を投じてリターンが見込めないにも関わらずやめられなくなってしまったことが、言葉の由来です。 せっかくシンガポールに来たのだから、という意味も込めてマーライオンの前で写真を撮る、これもせっかくお金をかけてシンガポールまで来たのだからという行動によるものですよね。 かくいう私もこのように写真を撮っているわけですが。。 ちなみに、マーライオンの歯は民族の数を示しているそうで、シンガポールでは象徴としての役割だけでなく多民族国家の団結を示すシンボルとも考えられているそうです。

クリティカルシンキング

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今日は東芝グループ連合様でクリティカルシンキングのワークショップを実施させていただきました。 限られた時間の中で、全グループ取り残しされることなく最後まで成果物を作れたことが本当に良かったです。 クリティカルシンキングというとどんなイメージを持ちますか?決定的な考え方、斬新な思考プロセス、徹底的に深掘りした考え、など様々なイメージを持たれるかと思いますが、criticalこれは正しく訳すと【批判的な】という意味です。 なので、自らの考えを徹底的に批判、批評して導かれる思考プロセスのことです。 仕事の意思決定において、 1、多数決で決めている 2、役職の高い人の一声で決まってしまう など、 これで本当に良いのか。と思うケースも多々あるのではないでしょうか? ビジネススクールなどでは、企業のケースなどを例に展開されることが多いのですが、この考えは日常的にも使える考えだと思います。 例えば日常生活において、夫婦で引っ越しをしようと思った時に、夫は駅から近くて、間取りが広いところが良い、一方で妻は周りに買い物できるところがあって、日当たりが良い、というこだわりがあった場合に最終的にどうやって決めますか? そのような時にも、それぞれのこだわりを物件ごとに点数化して、仮の結論を出して、さらに検証してバシッと物件を決定するということにも活用できるのです。 ただし最大の欠点は【検証に時間がかかる】という点です。 色々端折りましたが、様々なケースで体験することができるので、ご興味があればご一報ください。

御礼の封筒

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  わたしが起業したのが約2年半くらい前なのですがそのことを当時起業について話をした小中学校の先輩がいました。 その数日後、近くにいるから少し話そう、と言われて喫茶店で話をした帰り際に「起業するのは社会にとってとても大切なことだから、頑張ってね。」と言われて渡されたお金です。わずかではなく恐れ多い金額でしたが、それを励みに頑張ろう!って思って返さずにしっかりと頂きました。 今でもこの封筒を見る度に、がんばらないと、と思って励みにしています。 この2年半わたしは社会の役に立てたのでしょうか? これまでレイテストナレッジでの研修だけで、約1000名以上のお客様に研修というサービスを通じて出会うことができました。 ひとりひとりの行動や考え方の変わるきっかけになれていますか? 実務の役に立つ、スキルアップする、行動や考えが変化する、どんなことでもなにかの役に立ってもらえたら、それがわたしたちのやりがいです。 わたしはこの仕事に出会えて、毎日仕事のことばっかり考えて、どんな研修を提供しよう、と考える日々が嫌いではないです。 もちろん昔から仕事が好きだったわけではないですが。 それでもいま心から役に立ちたいと思えるお客様がいて、支えてくれるスタッフや友人がいて、すごく毎日に幸せと感謝を感じています。 柄になく、綺麗事に聞こえるかも知れませんが、普段は思っている事を伝えることが苦手なので、こうして残しておくこをお許しください。 あとこのブログが研修で出会った皆様と繋がれる場所になれたら良いなと思います。

断水で感じたチームレジリエンス

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  何年も前ですがタイのピピ島ツアーに行った時に観光客のペットボトルを奪って水を飲むお猿さんを撮った写真です。 その時にお水を余分に持っている人が、その奪われた観光客に差し出していて微笑ましい気持ちになりました。 そのお水の大切さを痛感させられる出来事がまさに昨日ありました。 昨晩とても楽しみにしていた方との食事で、いつも飲む程度にお酒を嗜んでいたのですが、思っていた以上に酔ってしまい、帰ってお風呂も入らず寝てしまいました。 わたしお酒を飲むと夜中に中途覚醒する習性があり、深夜1時半くらい目が覚めて、お風呂入ってまた寝ようと思ったら、なぜか水が出ないのです。 あらゆる水回りを確認しても全く出ません。まさか水道代を払い忘れたのか。。一抹の不安が過りましたが、引き落としなんでそんなことはない。まさかカードが止まってるのか。 とりあえずマンションの1階の掲示板を確認しに降りると、深夜1時半にも関わらず、3人ほど人がいた話をしていました。 もしかして断水ですか?って聞くと、予想通りでわたしの部屋以外も全て断水。 その頃には6人ほど集まってまずはマンションの緊急連絡先に電話しよう、となって電話したところ、排水管異常により断水しているとのこと。 その住人の人たちと、もしこのまま断水が続いたらどうするか?うちには緊急トイレもあるので困ったら来てくださいね、うちにも災害用の水があるので困ったら分けますね、なんて話が飛び交って、今まで話をすることのなかった人たちとの結束が高まっていきます。 まさにチームレジリエンス。チームビルディングで良く使われる言葉で、ピンチや危機的状況になるとチームの結束力が高くなり、チームとしての力が強化されるという状態です。 みなさんもお仕事で同じような経験をしたことありませんか?製品が欠品してしまった、重要か顧客の納期が間に合わない、こんな時にチームとしての結束が高まってチームとしての関係が強化されるトリガーとなるのです。 チームビルディングの研修をする際にあえて、擬似的なチームのピンチな状況を作ってワークショップをしたりすることがあります。また詳しくは改めてお話しますね。 その後朝になって無事復旧したのですが、歯ブラシは冷蔵庫の炭酸水でしのぎ、シャワーにはなかなか入らないというボロボロの状態で今日もお客様先で研修をしてきました。 また皆さんもそう...

カルチャーアイスバーグ

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稚拙ながらお料理をすることが、数少ない趣味です。以前はお料理することはほとんどなかったのですが、遅ればせながら5年前くらいから少しずつお料理をする楽しさを理解するようになりました。 料理ってその人の性格が出る気がするのですが、いかがでしょうか? わたしは調味料も目分量、野菜を切っても形も大きさもバラバラで作ってしまいます。 レシピにない調味料もチャレンジしがちです。 その点、とうもろこしご飯はとうもろこしを崩して、塩とバターを入れて、あとは炊飯器にお任せということで、個人の腕前が試されないので、わたしでも簡単に作れます。 その人を知ろうと思った時に、お料理する人ならその人のお料理を食べてみる、これってその人を知る上で比較的有効なのではないかと思います。 だからその人を知ろうと思った時に、話をする、これはひとつのコミュニケーション手段ですが、それだけでは見えない性格や考え方ってたくさんありますよね。 わたしたちが相手のことを知ろうと思った時に、見た目の印象や話し方、話をする内容、これらは相手を構成する大切な要素ですが、それらはその人を構成するごくごく一部に過ぎません。 その人が作る料理を通じてその人を知るということも、その人を構成する要素を知ることはできますよね。他にもその人とのお仕事やプライベートの体験を通じてコミュニケーションを取ってみたり、様々な側面からその人を知ることも大切なことです。 つまり、わたしたちは相手のことは知ったつもりでいてもごく一部しか見えていない、これをカルチャーアイスバーグと言います。 これは氷山の一角という言葉があるように、わたしたちが相手とコミュニケーションを取ったとしても、そこから相手の知ることのできることはわずかで、氷山のように見えている部分よりも、実は見えていない海の下に隠れている部分のほうがずっと大きいのです。 相手のことをきちんと知って深いコミュニケーションを取ることがどれだけ大変かということがわりますね。 みなさんも相手のことを知って深いコミュニケーションを取ろうとする場合には色んな角度でその人とコミュニケーションを取ってみることをオススメします。 このとうもろこしご飯からわたしの性格の一部を垣間見ることができましたでしょうか。 お料理については初心者同然なので、また簡単にできるおすすめのレシピがあったらぜひ教えてくださ...

辛い物好きは。。

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目黒茶屋さんのタコライス。野菜たっぷりでハバネロソースも効いていて美味しいです。 辛いものが好きで、カレーや担々麺とか辛さ調整できるものはやや辛めを挑戦してしまいます。 辛い物好きを自負しているとなんとなく自分はグルメなのでは、と錯覚してくるのですが、実は辛い物が好きというのは味覚ではなく、痛覚であることをご存知でしょうか? 味覚は 甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五味のことで辛味は神経への刺激から来る痛覚によって引き起こされるそうです。 極端に表現すればマゾヒストが鞭に打たれることで快感を感じることと同義に近い感覚になります。 つまりわたしは少なからず痛覚が好みということになり、このお話を知った時には自分にそんな一面があるのか、と驚いたことがあります。 しかし知人にその話をしたところ、驚くような話ではなく、その気配は充分に感じるということでした。 わたしの知らない一面、しかし他人は気づいていた、つまりは盲目の窓、これはジョハリの窓に表現される4つの窓のひとつですね。 ジョハリの窓は開放の窓(自分も他人も知っている)盲目の窓(自分は知らないが他人は知っている) 秘密の窓(自分は知っているが他人は知らない)未知の窓(自分は知らない、他人も知らない) という4つの窓が人には存在するというもの。 これは自己開示のトレーニングをする際に研修でも良く組み込む項目となっています。 自己開示は他人とのコミュニケーションにおいてとても大切な考え方です。 このジョハリの窓を使って自己開示のワークショップをするだけなく、レイテストナレッジでは自己開示レベルをアセスメントシートを使って自分のレベルを知ることをスタートにしています。 詳しくはまた!

ハイコンテクストカルチャー

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  事業所の近くに国立自然教育園という都会とは思えない地方の森のような施設があります。 この初夏の時期はそこをお散歩すると、とても気持ちよくリフレッシュできます。 入園料も320円とお手軽なので近くに来られた際にはぜひ立ち寄ってみてください。 施設に行くとわかるのですが、英語表記natural museum of nature and science 自然と科学の博物館だと思いますが、展示品はほぼありません。 入ると多少のインストラクションの先には広大な森と自然が広がっているだけです。 確かに日本語表記も自然教育園?とはなんだろうって思いますよね。 おそらく海外ならポップやデザインされた装飾品がたくさんあり、どんな施設なのか外観である程度わかるのですが、日本の施設はシンプルで入ってみないとわからない物もあったりしますよね。 これはハイコンテクストカルチャーとローコンテクストカルチャーの違いによる物だと言えます。 ハイコンテクストカルチャーとは、言葉にしなくても察してくれる、空気を読み取るという文化を指し、国別に最もこの傾向が強いのは日本人です。 一方でローコンテクストカルチャーとは、明確に言葉にしなければ、理解することのできない文化を指し、国別に最もこの傾向が強いのはドイツ人です。 異文化コミュニケーションで、外国人になんで?なんで?と質問攻めにされる経験をしたことがある方もいらっしゃるんではないでしょうか。 これは相手に悪気があるわけではなく、本当に理解できない場合も多いのです。 日本人にハイコンテクストの傾向が強いからといって、全員がそうとは限りません。 人によってその傾向は異なります。つまりは自分を物差しにして相手はそのくらいわかるだろう、と言うコミュニケーションを取ることは危険信号ということです。 明確に伝えなければ理解してもらえない相手、ある程度察してくれる相手、どちらかわからないのであれば明確に伝えることを意識するとコミュニケーションはうまくいきます。 ちなみにわたしは日本人ですが、ローコンテクストな傾向があるなと思います。

3f

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 最近ブログ更新を怠っていましたので、もうひとつ掲載させていただきます。 わたしはiPhoneユーザーなのですが、iPhoneを使ってるというと外国人からはAndroidのほうがコスパ良いのに!って言われます。 どうやら日本は数少ないiPhoneのほうがシェアが高い国みたいですね。 昔話になりますが、わたしの大学院時代にイアンというアメリカ出身のnice guyと同じ授業を取っていて仲良くしていました。 彼は現役生(わたしは社会人学生)なので、アルバイトをしていて、何をしているのか聞いたところApple Storeで働いているとのことでした。 時給も良くて良い仕事だよね、と言うと、彼は「いやいや、ここまで大変だったよ」と言うのです。 話を聞くとApple Storeには接客のマニュアルが存在していて、それを習得することが求められたそうです。しかしそのマニュアルは顧客の心理をうまく使った良くできているものだったのです。 その中で3fというものがあります。 feel(共感する)felt(過去の体験を共有する)found(新しい見解を伝える) 例えば 顧客「いまのスマホのバッテリーがすぐ無くなるんですよね」 販売員「そうでしたか。バッテリーがすぐ無くなると生活していて不便ですよね。」(feel) 販売員「わたしも以前使っていたスマホだと1日に2回充電するとかも日時茶飯事で、非常に不便でしたよ。」(felt) 販売員「でもいまはiPhoneの最新機種にして1日1回の充電どころか2日に1回に減ってだいぶ楽になりました。」(found) こういった三段論法なんですね。 まさに合意形成のステップをマニュアルに活用していた訳です。 それはApple Storeの店員さんの接客も上手な訳ですね。 いまはこの3fが4fに変わってきています。 詳しくはまたお会いした時にお話しましょう。

ステーキのシズリング

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  ステーキやハンバーガーみたいなアメリカンなお料理が好きです。 何が好きかって、ステーキは食べた後は胃もたれなど、不安要素もあるのですが、何よりも食べる前の想像から来るステーキを食べたい欲求ですよね。 その食べる直前の欲求をシズリングとマーケティング用語では呼びます。 つまり商品を購入する前のワクワク感、ここにこそ最大の価値があるとする考え方です。 残念ながらわたしたちが提供する研修は、提供される前よりもあとの方が満足感が高いのが一般的です。 なぜそうなのか、よく考えてみるとひとつの法則に気がつきました。 製品や食事といったハードはシズリングが試されますが、研修やコンサルなどといったソフトは購入後の満足のほうが得てして高いということに。 そうは言っても、購入する前に皆さんがワクワクするような研修を提供する工夫もしなくてはなりませんね。

risin

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今日はRIZIN男祭り、東京ドームの格闘技イベントにきました。 かつての後輩でもあり、番井の格闘技の先生でもある上田選手の応援です。 先月も恐れ多くも番井の試合の応援に来てくださいました。 拮抗した試合が続く中で、スカッとするKOを見せてくれました。 日本人ヘビー級のトップを走る上田選手、これからも頑張ってほしいです。 勇気をもらいました。

行動経済学は日常生活

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みなさんは街を歩いていて、大幅に割引されている商品を見つけた時に、買う必要もない物を買ってしまうことはありませんか? わたし、、実は割引という言葉に弱く買ってしまいます。。 最近買ってしまったものはお弁当が半額になっていたので2つ買ってしまいました。。 もしわたしが完璧な人間であればお弁当はひとつしか買わないですよね?これは経済学の世界です。 一方でわたしは完璧な人間ではないので、つい欲張ってお弁当を二つ買うという非経済的な活動をしました。これは行動経済学の世界です。 つまり、完璧なAIのような人間が行う世界の話を経済学と言います。一方でそこに人間の心理が働き非経済的な活動をしてしまう話を行動経済学と言います。 まさに日常は行動経済学が詰まっていますね。 また行動経済学については少しずつ例を紹介します。

はじめまして

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はじめまして。レイテストナレッジの番井と申します。 本日より会社のブログを始めることにしました。 とは言え、更新するのは代表の番井が務めますので、番井の個人のブログと思ってください。 発信する内容は主に、ビジネススキル研修・キックボクシング・食事の3点です。 ビジネススキル研修はレイテストナレッジのメイン事業で様々なお客様に恵まれて、わたしのほとんどを構成している大切なお仕事です。 キックボクシングはかれこれ学生時代に始めた極真空手の頃から関わっていて、27年?28年?続けています。そして、幸いにも大きなけがもなく現在もアマチュア選手としてバリバリ試合に出ています。 食事は仕事柄会食も多いので、行ったお店のことや、自炊も趣味なので作ったお料理のことも発信していきたいです。