カルチャーアイスバーグ


稚拙ながらお料理をすることが、数少ない趣味です。以前はお料理することはほとんどなかったのですが、遅ればせながら5年前くらいから少しずつお料理をする楽しさを理解するようになりました。
料理ってその人の性格が出る気がするのですが、いかがでしょうか?
わたしは調味料も目分量、野菜を切っても形も大きさもバラバラで作ってしまいます。
レシピにない調味料もチャレンジしがちです。
その点、とうもろこしご飯はとうもろこしを崩して、塩とバターを入れて、あとは炊飯器にお任せということで、個人の腕前が試されないので、わたしでも簡単に作れます。

その人を知ろうと思った時に、お料理する人ならその人のお料理を食べてみる、これってその人を知る上で比較的有効なのではないかと思います。

だからその人を知ろうと思った時に、話をする、これはひとつのコミュニケーション手段ですが、それだけでは見えない性格や考え方ってたくさんありますよね。
わたしたちが相手のことを知ろうと思った時に、見た目の印象や話し方、話をする内容、これらは相手を構成する大切な要素ですが、それらはその人を構成するごくごく一部に過ぎません。

その人が作る料理を通じてその人を知るということも、その人を構成する要素を知ることはできますよね。他にもその人とのお仕事やプライベートの体験を通じてコミュニケーションを取ってみたり、様々な側面からその人を知ることも大切なことです。

つまり、わたしたちは相手のことは知ったつもりでいてもごく一部しか見えていない、これをカルチャーアイスバーグと言います。


これは氷山の一角という言葉があるように、わたしたちが相手とコミュニケーションを取ったとしても、そこから相手の知ることのできることはわずかで、氷山のように見えている部分よりも、実は見えていない海の下に隠れている部分のほうがずっと大きいのです。
相手のことをきちんと知って深いコミュニケーションを取ることがどれだけ大変かということがわりますね。

みなさんも相手のことを知って深いコミュニケーションを取ろうとする場合には色んな角度でその人とコミュニケーションを取ってみることをオススメします。
このとうもろこしご飯からわたしの性格の一部を垣間見ることができましたでしょうか。
お料理については初心者同然なので、また簡単にできるおすすめのレシピがあったらぜひ教えてくださいね。


コメント

このブログの人気の投稿

行動経済学は日常生活

はじめまして