断水で感じたチームレジリエンス
何年も前ですがタイのピピ島ツアーに行った時に観光客のペットボトルを奪って水を飲むお猿さんを撮った写真です。
その時にお水を余分に持っている人が、その奪われた観光客に差し出していて微笑ましい気持ちになりました。
そのお水の大切さを痛感させられる出来事がまさに昨日ありました。
昨晩とても楽しみにしていた方との食事で、いつも飲む程度にお酒を嗜んでいたのですが、思っていた以上に酔ってしまい、帰ってお風呂も入らず寝てしまいました。
わたしお酒を飲むと夜中に中途覚醒する習性があり、深夜1時半くらい目が覚めて、お風呂入ってまた寝ようと思ったら、なぜか水が出ないのです。
あらゆる水回りを確認しても全く出ません。まさか水道代を払い忘れたのか。。一抹の不安が過りましたが、引き落としなんでそんなことはない。まさかカードが止まってるのか。
とりあえずマンションの1階の掲示板を確認しに降りると、深夜1時半にも関わらず、3人ほど人がいた話をしていました。
もしかして断水ですか?って聞くと、予想通りでわたしの部屋以外も全て断水。
その頃には6人ほど集まってまずはマンションの緊急連絡先に電話しよう、となって電話したところ、排水管異常により断水しているとのこと。
その住人の人たちと、もしこのまま断水が続いたらどうするか?うちには緊急トイレもあるので困ったら来てくださいね、うちにも災害用の水があるので困ったら分けますね、なんて話が飛び交って、今まで話をすることのなかった人たちとの結束が高まっていきます。
まさにチームレジリエンス。チームビルディングで良く使われる言葉で、ピンチや危機的状況になるとチームの結束力が高くなり、チームとしての力が強化されるという状態です。
みなさんもお仕事で同じような経験をしたことありませんか?製品が欠品してしまった、重要か顧客の納期が間に合わない、こんな時にチームとしての結束が高まってチームとしての関係が強化されるトリガーとなるのです。
チームビルディングの研修をする際にあえて、擬似的なチームのピンチな状況を作ってワークショップをしたりすることがあります。また詳しくは改めてお話しますね。
その後朝になって無事復旧したのですが、歯ブラシは冷蔵庫の炭酸水でしのぎ、シャワーにはなかなか入らないというボロボロの状態で今日もお客様先で研修をしてきました。
また皆さんもそう言った体験や感じたことがあればシェアしてくださいね。
コメント
コメントを投稿