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落語から学ぶプレゼンテーション

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先日行きたかった落語のチケットが取れて、有楽町朝日ホールまで行ってきました。 今回は桂二葉(によう)さんの落語で、チケットは即日どころか数分で完売の大人気の落語家さんです。 関西の方は桂二葉さんをご存知の方も多いかと思います。一昨年から探偵ナイトスクープに出演され、その後も情熱大陸やぽかぽかでも出演されていました。 軽快でリズミカルな落語と素晴らしい人間性で、わたしは数年前からすっかりファンであり虜になっています。 会場はご年配の方がほとんどで、わたしでさえ、かなりの年少部類でしたが、落語を聞かれる方のマナーの良さが会場にいることさえ忘れるような環境に仕上げています。 落語は扇子と手拭い以外はいっさい道具なしで、ひとりで何役も演じるので、並々ならぬ鍛錬と能力が試されます。 桂二葉さんも今回初挑戦の落語で、「これからもっと練習して上手くなります。」とお話されていて、非常に共感しました。 わたしも研修で初コンテンツだと、事前の練習は何度もやるのですが、やはり実践することが一番うまくなるので、回数を重ねると少しずつ上手になります。 ここであれを言わなきゃいけなかったのに。という後悔も多々経験しながら、改良されていくのが必然です。 それよりも落語では、うまく(間)を使って笑いを取ったり、聴衆に考えさせたり、ビジネスのプレゼンテーションでも活かせる要素がたくさんあります。あと、迫真の演技力がビジネスプレゼンテーションでは説得力につながるんだろうな、と考えさせられます。 落語から学ぶプレゼンテーション、とても勉強になります。 ちなみに、弊社のコンテンツでも「落語から学ぶプレゼンテーション」絶賛好評コンテンツでございます。

600°の法則

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 熱海の研修合宿に講師で行ってきました。 偶然にも桜の時期で、研修会場のホテルのすぐ近くにある熱海城を、桜と天気もバッチリで撮れました。 わたしも全然知りませんでしたが、熱海城は特定の戦国武将が建てたものではなく1950年代に観光目的で作られたお城だそうです。 なので、場内のコンセプトもあれこれで、地下にはゲームセンターなるものも整備されているとか。 城内には特に歴史にまつわる物はないので、完全なるビジネスお城ということですね。 さて表題の600°の法則についてはご存知の方も多いかと思います。 桜の開花予想って天気予報士のお仕事かと思いけや、誰でも簡単に算出することができるのが、この600°の法則です。 その年の2月1日の最高気温を毎日足して600°に合計される日が桜の開花日とされています。 ちなみに400°の法則も存在していて、これは最高気温ではなくて2月1日からの平均気温の合計で算出できます。 これらの法則に当てはめて計算すると2010年以降法則のずれは最大3日と、ほぼ当たっているようです。 この法則をうまく予想できると1ヶ月前くらいに桜の満開にあわせた外出や旅行計画もできてしまうのが、最大の魅力です。 皆さんも来年以降桜の満開を気温から予想して、外出の予定を立ててみてはいかがでしょうか? それではわたしはこれから研修に行ってまいります。

日本人の労働時間は意外と短い

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  ※最近更新できておりませんでしたので、お詫び連続投稿です。  出張先の到着が大幅に遅れて、ホテル近くの飲食店はどこもやっておらず、15分かけて歩いた居酒屋は大盛況でした。 そう言えばこのお店何度か来たのですが、年々人が増えている気がする、と聞いてみると今は予約しないとなかなか入店できないとか。 その日は遅い時間だったので、入れてラッキーでした。 カウンターの横では同僚同士の会話が、聞かずとも聞こえる距離で、 「日本人は働きすぎなんだよ。」 「そうかな、そうでもないと思うけど。」 と議論が始まっていました。 後者の人、鋭い。と思いながら聞いていると 「いま日本のきつい仕事は外国人ばっかりよね?工事現場も飲食店も。」 その通り、人によってはさらに仕事を掛け持ちしたりしてるので、労働時間はさらに長くなります。 では労働時間の実態は。 調べると簡単に出てきますが、日本人の労働時間はOECD加盟国で30番前後でほぼ真ん中です。 ちなみに1980年代は年間総労働時間は2000時間を超え圧倒的1位だったので、日本人=働くというイメージがあるのもよく分かります。 現在の1位はメキシコ、2位韓国という順です。 メキシコと聞くと意外なイメージを持ちますが、週休1日が一般的な働き方なのが特徴です。 しかし、職場はアットホームでビシビシ働くというより、ゆるゆると働く感じだそうです。 世界一たまご好きな国としても有名です。 韓国は以前の日本のようなハードワークのイメージが近いかと思います。 韓国人の元同僚もいつも遅くまで働いていました。 日本は1980年代からすると15%近く労働時間は減っています。 いまは世界でも有数のホワイトワーカーの国となっています。 同時に国力も下がったしまった日本はこれから10年後20年後はどうなっているのでしょうか。 その時にまたこのブログを振り返れたら、と思います。

shrinkflation

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英語も日々進化していて、日本語でも新しい言葉が生み出されるように、英語もまた新しい言葉が日々発生します。 その中で今日みなさんにシェアしようと思った単語がshrinkflationです。 どんな意味を想像しますか? 今日のブログは珍しく結論から。 食品の容器は以前と変わらない大きさだけれども、内容を小さくして提供することです。 shrink=縮む inflation=価格上昇 を組み合わせてできた言葉です。 昨今日本でもコンビニエンスストアを発端に話題になりましたよね。 日本だけの話しと思いけや、海外でも同じ現象が起きているようです。 しかもそれが海外でもトレンドワードになるとは。 海外はインフレが進み、賃金が上がっているとはいえ、富裕層と低所得者層の差が開いただけで、インフレによって生活が苦しくなっている人たちがたくさんいます。 企業も物価上昇を抑えるための策として、このshrinkflationという策が出てきたのでしょう。 写真も一見すると豪華な海鮮丼ですが、この海鮮の中で最も高価なイクラは数えられるほどの粒です。 写真と全く違うこの海鮮丼のお値段は4,000円弱。 買ってみて期待より良かった 買ってみて期待ほどではなかった どっちを企業は望んでいるのかわかる事例ですよね。 他に比較的新しい英単語で面白い、納得な言葉は food baby  直訳すると食べ物の赤ん坊 つまりお腹いっぱいでお腹が出てしまうことですね。 bae  もしかするとSNSで目にしたことあるかも知れませんが、before anyone else の頭文字を取っていて、誰よりも前に という意味で 恋人ではないが優先したい大事な人 みたいな意味で、この言葉日本語訳調べると色んな解釈が出てくるぐらい複雑な言葉だったりします。 英語も色々あって面白いですね。

ティーチングのタイミング

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北海道に来たのですが、悪天候でJRは札幌近郊全てストップして、高速道路も閉鎖し、帰りのフライトに間に合わない危機を迎えました。 札幌は前の晩からの大雪と吹雪で、街はホワイトアウト状態。 しかし、千歳に着くとすっかり晴れていて、札幌と千歳はこんなに近くなのに、全く違う天気に驚かされました。 飛行機は午前中から14時台の便までは全て欠航で、幸い予約していた15時の便は出発見込みで、無事に遅延しながらも乗ることができました。 写真は途中で寄ったサーモンパーク。 サーモンパークというよりは道の駅みたいな感じで売っている地場のお野菜にむしろ興奮しました。 鮭ほぐしの瓶詰めは近所のスーパーに同じものがあって、約2倍の価格だったので、観光向け価格に要注意です。 サーモンパークは悪天候で全く人がおらず、店員さんに聞いたところ、こんなに空いてる日は見たことがないとのことでした。 わたしが札幌はまだ酷い雪だと話をすると、どうやら北海道は西側の地域で雪が降るパターンは少なく、帯広以東が良く降るので札幌含む西側で降るのは珍しく、それが豪雪予報に繋がっているとのこと。→なるほど、そういうことか。 そして更に、もし飛行機が飛ばない場合は千歳にこだわらず、旭川に移動すると良い、なぜなら旭川は雪に慣れているので飛行機は悪天候でも飛びやすいとのこと。→大変勉強になります。 なぜこの店員さんの会話が参考になるかというと 1、北海道に住み続けているから説得力がある 2、わたしが危機的状況を経験したから北海道の交通事情と気象条件に興味がある 3、お互い話す時間的な余裕がある という条件が揃ったので、 店員さんからわたしへ 「教える」 という行為が成り立ったわけです。 これがティーチングの基本です。 人に「教える」という行為は一般的に 1、相手が専門家であると認識している 2、テーマに関心がある 3、信頼関係がある 4、時間的、環境的余裕がある これらが成立しなければ難しい訳です。 イメージしてもらえればわかりますが、子供に勉強を教えることが難しいのはこれらのどれかが成立していないことで、「教える」ことが難しい場合が多いです。 わたしも研修をする時に、多くの場合で受講者は初対面が多いので、これらを満たすための施策を取ります。 人に「教える」という行為が難しいのは皆さんも一度は経験したことがあるのではないでし...

サーバントリーダーシップ

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  最近運動を自粛せざるを得なく、療養中なのですが食欲だけは旺盛で、こんなジャンキーな物も食べてしまいました。 ハンバーガーはわたしの好きな食べ物ベスト3に入るくらい好きなですが、背徳感満載なので、たまにしか食べないようにしています。 以前のブログでも書いているのですが、ハンバーガーも食べる前の“シズリング“がビシバシくる食べ物で、ガブっと食べる瞬間が最高です。 トマト、レタス、チーズが主役のパティを引き立てます。むしろパティがあるからそれらが引き立っているとも言えます。 このハンバーガーを見ていてふとサーバントリーダーシップという言葉を連想します。 サーバントリーダーシップは、従来のリーダーはトップダウンでメンバーに指示をするイメージとは異なり、リーダーこそメンバーを支えて、嫌な仕事も率先して行うという言葉です。 サーバント=使用人、仕える人 という意味で、リーダーこそメンバーに仕える仕事ぶりを期待するということです。 これは最近始まった概念ではなく1970年代ベトナム戦争渦中のアメリカでグリーンリーフが提唱した概念で、ベトナム戦争の反戦ムーブメントを追い風に拡がったとされています。 グリーンリーフはヘルマンヘッセの東方巡礼という本にインスピレーションを得たと言うことです。 (この本はかなり古くなかなか売っていないので、あらすじを理解するくらいでじゅうぶんかと思います。) 研修では必ずリーダーシップとマネジメントの違いについて考えてもらうのですが、考えてみると全く違うことが分かります。 皆さんにもこのリーダーシップが何たるか、ぜひ一度考えてみてください。 少なくともわたしには、このハンバーガーのパティは理想的なリーダーに見えるのは好みの問題でしょうか。 個人的に好きなハンバーガーは高田馬場のホーミーズ、恵比寿のブラッカウズ、横浜市ヶ尾のバブルオーバー、福生のデモデダイナーこのあたりのお店がオススメです。特に福生は米軍基地があってアメリカンな料理がたくさんあるので、それも楽しいです。

新潟の米百俵

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新潟に行ってきました。 快晴で雪山がとても綺麗に見えます。 雪景色はこんなにも綺麗でノスタルジックな感じさえも受けるのに、時にはわたしたちの生活の脅威になる二面性があります。 雪が降る地域で暮らしている方は、その生活を考えるだけでも想像を絶する困難がたくさんあるのだと思います。 一方で外国人と話をしていると、日本の寒さや雪化粧の景色を多くの常夏に住む人たちは羨ましがります。 シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイなどアジアの主要国では冬を感じることができない国もたくさんあります。 日本は小さい国とわたしたちは感じがちですが、世界地図を広げただけではわからない、日本の大きさをご存知でしょうか? 日本の国土はヨーロッパの大半をすっぽり埋めてしまうくらいの大きさがあります。 そう考えると日本でも、もっとたくさんのところに足を運んでみたいと改めて思いますよね。 さて、新潟に話を戻すと、わたしが心の糧にしている言葉があります。 「米百俵」この物語をご存知でしょうか? 幕末の戊辰戦争で長岡藩は新政府軍との戦闘によって長岡は七万四千石から二万四千石に大きく減ってしまうことになりました。 長岡藩の窮状を知った三根山藩から米百俵が見舞いとして届けられます。 藩士たちはこれで飢えが凌げると喜びますが、長岡藩の大参事小林虎三郎はこの百俵の米を売却します。 なぜそのようなことをしたのか、小林虎三郎は 「早く、米を分けろ」といきり立つ藩士たちに向かってこう語りかける。 「この米を、一日か二日で食いつぶしてあとに何が残るのだ。国がおこるのも、ほろびるのも、まちが栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人にある。」「この百俵の米をもとにして、学校をたてたいのだ。この百俵は、今でこそただの百俵だが、後年には一万俵になるか、百万俵になるか、はかりしれないものがある。いや、米だわらなどでは、見つもれない尊いものになるのだ。その日ぐらしでは、長岡は立ちあがれないぞ。あたらしい日本はうまれないぞ。」 と言って国漢学校の資金にしました。 その後長岡藩からは山本五十六など、多くの識者を輩出し、近代教育の基礎を築いたとされています。 この話は企業に教育を提供する弊社にとっては忘れてはいけない話で、不況で教育に資金を当てられない企業に対して、どうやって教育の必要性を理解してもらうのか、わたしたちも試行錯誤して活動して...