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6月, 2025の投稿を表示しています

心理的安全性

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 先日初見で行ったショットバーで撮った写真なのですが、氷の上にイニシャルと模様が書いてあるのがわかりますか? ショットバーに行くと氷を磨いて出してくれたり、濡らしてまた削ったり、と色んな工夫をして出してくれます。 ショットバーだとウィスキーもこうしてロックで飲めたりするのですが、家で同じように飲むとガクンと酔います。 この件について知人とも話をしますが、家だとリラックスするから酔いが回るよね、なんて言います。どうやら緊張が緩む交感神経の問題らしいのですが、外の馴染みの居酒屋よりも家のほうが遥かに酔うのはなんででしょうか。 そして、帰りの電車で座ったら終わりってわかっていて、最寄駅まで立っていようと思うのに、座席に吸い込まれて、寝過ごす。 七不思議ですよね。 わたしもお客様や仕事仲間と飲みに行くことは良くありますが、日によってはもともとそれほどお酒が強くないせいか、全然飲めない日もあります。 それでもオフの場で話をするのが好きなので、頑張っていってしまいがちです。 なぜ人はお酒によるコミュニケーションを求めるのか、それは“心理的安全性“を求めるからだと言います。 これはGoogleが大規模な実験を行って、立証されたことで“心理的安全性“という言葉がメジャーなりました。 “心理的安全性“とはお互いが気を遣わず言いたいことを言えて、互いに尊敬し、共通の目的のために結束している状態のことを言います。 つまりお酒によって本音で話をして、気を遣わず、結束が高まるというのがお酒によるコミュニケーションの真髄だと言えます。 しかし、本当にコミュニケーションが取れる人ならお酒がなくとも、本音で話をして、向き合って、言葉を選びながらも言いたいことを言えて、目的を共有できるはずだと思います。 賛否両論あるかも知れませんが、どんな状態でもそのようなコミュニケーションを取れることが理想だと思います。 もちろん美味しい物を食べて、その感想を共有して、仕事以外の場で話をする体験は何にも変え難いものですよね。 わたしは体力と相談して、夜が難しい時はランチコミュニケーションをたくさん取るようにしていますよ。ランチコミュニケーションなら気軽でオフの場で話もできて、個人的にはとてもオススメです。 なんてことを飲みながら書いていたら、心理的安全性についてはもっと書いたいことがあるので、次回改めてお...

アンカリング効果

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 最近暑い日に外出した時に、氷出汁うどんという涼しげなメニューに惹かれて、つるとんたんに初入店しました。 店内は若い女性が多く、うどんの概念を打ち崩したいわゆる“見映えする“メニューの数々です。 氷の出汁のおうどんはじめて食べたのですが、そもそもかき氷も今シーズンがはじめて。 最近まで、知らなかったのですが、かき氷のシロップの味は実は全部一緒だとみなさんはご存知でしたか? メロン、イチゴ、ブルーハワイ、みぞれ、などありますが、全て同じ味で色が違うだけだそうです。 最初にその話を聞いた時は信じられませんでした。 間違えなくイチゴはイチゴ味だし、メロンはメロン味ですよね。なんならブルーハワイ味ってなんだかわからないですが、ブルーハワイ味がしっかりします。 しかしこれは販売元の印象操作で、色を変えることで錯覚を起こしているということなんです。 アンカリング効果という言葉があります。 船を流されないように固定するいかり⚓️のアンカーから、この言葉は由来するのですが、先に与えられた情報や数字から、無意識のうちに判断を歪めてしまうことを言います。 この場合は味覚を変えるので余程ではあるのですが、一般的にはマーケティング手法で用いられます。 例えば、期間限定10,000円引き、とか表示されていると“安い“と錯覚するのも、このひとつです。 それに近い言葉だとハロー効果とかあるのですが、それはまた後日解説いたします。 それにしても今回の出汁氷、、何を食べているのかよくわからない感覚で、個人的にはとても美味しいとはなりませんでした。。

プロスペクト理論

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 そこまで高いお買い物ではないですが、買うか買わないか長い間悩んだ結果に買ったキャンドルです。 dyptiqueというブランドのキャンドルなのですが、全的にこのブランドの物は中東系のエキゾチックな香りがベースで、特にこのキャンドルの香りはとても好きです。 BAIESと書いて“ベ“と読むそうです。 人間買うか買わないか、不確定な状態にある時には心理的に買って得られるゲインよりも、買わないことでロスを回避する理由を多く考えるそうです。 つまり人間は得られるゲインよりも損失回避を2倍多く考えてしまうということです。 これはプロスペクト理論と言って、ダニエル・カーナマンが2002年にノーベル経済学賞を受賞した時の行動経済学の代表的な理論です。 例えば、わたしのキャンドルの例でロスを回避する心理としては 1、このキャンドルを買ってもあんまり使わないかもな 2、買ったところで1人で楽しんでもな 3、10,000円別のことに使ったほうがいいかな 4、すぐなくなるかもしれない   など しかし、一方でゲインの心理としては 1、すごく良い香りが毎晩するようになるかも 2、寝る前につけたら良くなれるかも 3、キャンドルとしては1番欲しい  など このようにロス回避の傾向が強かったのですが、買わないことには始まらないので買った次第です。 このプロスペクト理論を応用すると、マーケティングとしては 消費者が買わない、買いたくない理由を予めリサーチして、そこに対策を打ったりします。 例えば ・期間限定 ・月々なら〜円 ・こんな有名人もオススメしている ・効果がなければ返金      など いずれにしても人間の非経済的な行動心理をついた戦略や展開がなければ購買にはそう簡単にいたらないということですね。 しかし、このキャンドルとてもオススメです。 結果として買って良かった、に今のところなっています。

バーナム効果

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毎年梅雨時期は雨と湿気で、くせっ毛のわたしにとっては大変過ごし辛い季節ですが、この時期の楽しみが写真の通り梅の出荷時期でもあります。 梅は梅干しにしても美味しいし、甘く漬けても煮ても美味しいですよね。 わたしは今年は初挑戦で梅シロップを作ってみることにしました。 買った時は3キロで、全部大粒の完熟梅です。 これで3600円、安いです。 それを氷砂糖で漬けるバージョンと、きび砂糖、シナモン、グローブ、レモン、カルダモンを入れているバージョンといくつか作り分けしました。 3キロは全部でこんな感じになります。 現在4日目はこんな感じで、だいぶ浸かってきました。 カビが少しでも発生すると、ダメになってしまうので、時々振って混ぜてあげる必要があります。 また初期に雑菌が入らないように慎重に作ります。 うまくできるでしょうか。また完成したらこちらのブログで報告いたします。 さて、これだけ手をかけた物なのですが、わたし以外にも、この梅を漬けるというのを毎年楽しみにしてやっている人たちと出会うことがあります。 そういった同じ趣味や楽しみを持っている人たちと話をすると会話が盛り上がりますよね。 それを心理学で“バーナム効果“と言います。 初対面で会う人と会話を盛り上げるには、みなさん必然的に“共通点“を見つけることを意識せずともしているはずです。 なので、わたしも意図的に研修の自己紹介では、自分の経歴を披露することよりも、みなさんとの“共通点“になるような要素を出すようにしています。 ただし、この“共通点“を探すためにもいくつか注意点があります。 1、むやみに数を撃って探さない 2、ニッチな共通点ほど良い 3、不幸な共通点は話の流れ次第 など、挙げられます。 またどうやって共通点を見つけていくのか、どのように会話に取り入れるのか、そのあたりはレイテストナレッジの研修でまたご紹介します。 もし梅シロップ興味ある方いたら教えてくださいね。

コントラスト効果

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おじさんがかわいい着ぐるみから出てくるのはとても酷ですが、 かわいい女の子がおじさんの着ぐるみから出てきたら、おー、って思いますよね。 もっと例を出すと、 まじめに見える東大生が実はチャラチャラしていたら、ガッカリします。 しかし チャラチャラしてそうな人が、実は東大生だと、しっかりしてる人だなと思います。 同じ人なのに これってどういう事だと思いますか? これはコントラスト効果と言って、 プラスの印象がマイナスに変わるより マイナスの印象からプラスに変わるほうが好印象ということです。 なので、初対面の感じが良くても、その後に印象が悪くなるよりも、 初対面で感じが悪くても、その後に印象が良くなるほうが、遥かに良い、ということですよね。 なので、わたしも研修やセミナーでは初回からハイテンションで全力でいくよりも、少しずつ熱を入れていくことを意識しています。 それにしても夢の国であんなことがあるって考えると切なくなります。

ロミンガーの法則

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 みなさんはサンドバッグの中身をご存知ですか?直訳すると“砂のバック“なので、砂が敷き詰めて入っていそうですよね。 昔にロッキーの映画を観ていて、ロッキーが試合に負けた事を思い出して、サンドバッグを思い切り叩き、破けたサンドバッグから砂がダラーっと出たシーンがありました。 実際にサンドバッグに本当に砂が敷き詰められていたら、グローブをしていても全力で叩いたら骨折必至です。 あのサンドバッグの中身は実は不要になった衣類や布の切れ端なんですね。 それでも敷き詰めるとそこそこの硬さになって、重さも50キロくらいになります。 なので、吊るすとなると大変でわたしひとりでは持ち上げられず、いつも力持ちの後輩に吊るしてもらった思い出があります。 サンドバッグとは別に砂袋という物があります。 これは本当に砂が敷き詰められいる物で、主に“スネ“を鍛えるためにコツコツと蹴る物です。 わたしが格闘技始めた20年以上前は、砂袋もよく見ましたが、いまはあまりそういった鍛え方は主流ではなくなりました。(やり過ぎると血尿が出るという噂も。。) つまり、格闘技も根性理論から脱却しつつあるということが言えます。 ビジネスでも、背中を見て覚える、ではなくて研修やトレーニングを通じて仕事の基礎を学ばせる企業が増えてきました。 ロミンガーの法則で、仕事で成長するためには 1、経験(70%) 業務を通じて成長する 2、薫陶(20%) 先輩や上司から学び成長する 3、研修(10%) 研修や自己研鑽で学び成長する と述べています。 まさに納得の数字です。 格闘技も実践経験だけでなく、先輩や先生から指導してもらい、また違う場で学んだり自己研鑽することでうまくなります。 仕事の成長に限らずどんな事にも通じる事ですよね。

確証バイアス

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  写真の物体がなんなのかわかりにくいのですが、これ自作のコーヒーゼリーです。 コーヒーが好きで1日3杯くらい飲む習慣があるので、自作のコーヒーゼリーが簡単に作れるという情報を仕入れて数年前にコーヒーゼリー作るのにハマりました。 作り方はとても簡単で、アイスコーヒーを温めてゼラチンを入れて溶かすだけ。あとは冷蔵庫で冷やして、お好みでコンデンスミルクをトッピングします。 ちょうどコロナ禍で自宅から出られない時期にコーヒーゼリー作りを始めたのですが、みんな考えることは同じ、どこのスーパーもある時を境にゼラチンが売り切れ続出していました。 今までこんなスイーツを作るなんて考えたこともなかったのですが、作ってみると意外と楽しい。 人間どうやら自分に都合の良い情報ばかりを集めて、反する情報を無視してしまう傾向があり、これを“確証バイアス“と言います。 わたしの場合、“男がスイーツ作りなんて“とか“買った方が手間も省ける“とか“どうせ自作は美味しくない“とか自分に都合の良い情報ばかりを集めて、先入観を作り上げていたんですね。 ところが実際やってみると 楽しい 美味しい また作ろう なんて思ったりしました。 他にも自分にはブログは向いていない、続かない、なんてバイアスをかけて、今の今までやってなかったわけですよね。 やってみると、みなさんからの反響があって楽しいし、自分の言葉の情報の整理にもなるので、毎日楽しく続けられています。 引き続きこんなブログではありますが、お付き合いください。 コーヒーゼリー作る労力も少なく、好きなコーヒーの味で作れるので、コーヒー好きならとてもオススメです。

相手の属性を考えて話をする プレゼンテーション編

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  先日のブログで大阪は焼肉とお寿司がおいしいですよ、というお話をさせていただきましたが、どこが美味しかったか?というご質問に対してのお答えとなります。 焼肉は個人的に好きだったのは焼肉”万両”さんです。 https://yakiniku-manryo-minamimorimachi.com/ ここのハラミは延々に食べれます。店舗も大阪市内に6店舗くらいあるのですが、予約は必須です。 東京では考えられないコスパなのでぜひ大阪行った際にはお立ち寄りください。 お寿司も大阪は瀬戸内で取れたお魚が食べられるので、とてもおススメです。 個人的にコスパ含めて好きだったのは、大阪市のあべのハルカスがある天王寺にあるお寿司屋さんで、”まんま”さんです。 https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27070658/ 写真の通り、まず日本酒がグラスで寿司下駄がガラスのカウンターになっている、モダンなお寿司屋さんですが、味もばつぐんです。 日本酒の種類も豊富なので、日本酒好きにも良いかと思います。 お寿司屋さんで寿司下駄がガラスのカウンター、これって20年前では考えられないコンセプトですよね。いまは寿司職人さんも女性だったり、ワインとペアリングしたり、お寿司の文化も大きく変わってきたように思います。 それは若い人やデートで使うカップルのかたなどをターゲットにしたお寿司屋さんのターゲティング戦略が近年変わってきたことを示しています。 飲食店の変化だけでなく、わたしたちビジネスで話をする人たちにも相手に合わせて話を変える必要がありますよね。 4MATという言葉があります。この言葉は聞いたことがない方がほとんどかと思いますが、日本ではあまりなじみがないのですが米国のプレゼンテーションの理論で、オーディエンスの属性によって話す内容に変化をつけるということです。 オーディエンスの属性を大きく4つに分けると以下のように分類ができます。 Whyタイプ(35%)…なぜこのプレゼンテーションを聞くのか?何の意味があるのか? Whatタイプ(22%)…情報自体に価値を見出す。データや情報の量と質に興味を持つ Howタイプ(18%)…どうやってこのプロセスに至ったのか。仕入れた情報をどう活用するのか実践を好む Ifタイプ(25%)…自分ならそれをどうするのか仮定...

日本人だけが読めないフォント

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  英語ネタに反響がありましたので、英語ネタをもうひとつ。 みなさん、この黒い太文字はなんて書いてあるかわかりますか? このフォントは“Electroharmonix”と言って、カナダ出身名古屋在住のデザイナーでたるRay Larabieさんがデザインした英語のフォントなんです。個人利用、商用利用どちらも可能です。 日本人だけが読めないフォントと言われています。 確かに知らずに読んでみると“ケモウケロU“?みたいな、なぞの言葉が浮かび上がります。 正解は最後に書きますが、この時点で読めたあなたは天才です。 では第二のヒントです。 カタカナという概念を崩して読んでみてください。 ということで、カタカナの形を崩したフォントを意識すると浮かび上がってくる文字はありませんか? では答えを言いますね。 カタカナの形を崩した大文字アルファベットです。 KENKOU 読んでくださってるみなさんが健康でありますように。 ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

アンドラゴジー 英語学習

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大阪に4年ほど住んでいたので、第二の故郷は大阪だと言っています。 大阪に4年間住んでいて、思ったことは 1、お好み焼きやたこ焼きよりも、実は焼肉やお寿司が美味しい(個人的感想) 2、どこに行くにしても渋滞が比較的少なく、アクセスが良い 3、店員さんの接客がとても丁寧(時には長くお話してくださることも。。) 4、関東の人は無理して関西弁を話さない方がベター(無理な関西弁のほうが嫌がられます) と言った感じです。個人的な偏見もあるかも知れませんが、そこはご容赦くださいませ。 ここでみなさんにたくさんオススメスポットをお伝えしたいのですが、たくさんあり過ぎて書き切れませんので少しずつアップしていきますね。 まずこの写真は関西の方はご存知“箕面の滝“です。 大阪の中心部からも電車や車でも1時間以内に行けて、マイナスイオン満載の癒しスポットです。 途中たくさんのお猿さんもお出迎えしてくれて、大阪に来たとは思えない自然が約片道1キロくらいのお散歩コースの中で満喫できます。 また箕面にはロマンチック街道といって、素敵なカフェがたくさんあるところもあって、“箕面の滝“以外にも楽しめるスポットがたくさんあります。 手前の池田市にある五月山からの景色は絶景です。 こんな感じで大阪の近場の観光スポットとして、外国人の仕事関係者や友人が来た際には、ご案内スポットとして活用していました。 みなさんから、番井さんはどうやって英語を勉強したんですか?とよく聞かれます。 わたしは留学経験とかある訳ではなく、日本での勉強で学習してきました。 「大人になってからの勉強だと身に付かなくないですか?」と言われますが、諦めてはいけません。 近年の研究では、英語学習も幼少期に行うよりも実は大人になってから学習したほうが効果的とも言われています。 アンドラゴジーという言葉があります。 これは成人学習理論のことで、子供の学習とは異なり成人の学習は目的を持って主体的に学ぶということです。 成人学習の特徴として、 1、受け身ではなく自主的に学ぶ姿勢である 2、経験を通じて、失敗や成功の試行錯誤の中から学ぶ事ができる 3、学ぶために環境や心理面を整える事ができるレディネスを持ち合わせている 4、目的から逆算して学ぶプロセスを考える事ができる 5、学ぶことに対する内発的動機づけがある という点が挙げられます。 確かに子供...

メラビアンの法則

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この写真に映ってるモサモサした動物わかりますか? 都会の中で偶然見つけて撮影したリスです。 あまり東京でリスを見かける事がないので、思わず撮ってしまいました。 リスが食べ物を色んなところに隠す能力に優れていることはご存知でしょうか? 1匹のリスが隠している場所は100とも200とも言われています。 しかもその場所を記憶して、冬眠に備えると言うのです。これも貯蔵(キャッシング)という行動だそうです。 わたしも、食べもしない缶詰やレトルト食品がキッチンの下にはたくさん眠っています。 いつか来る災害に備えてと名ばかりのキャッシングですね。そのいつかも来ることなく賞味期限だけが切れていきます。 この隠すという行動を人間のコミュニケーションで考えてみると、言葉では隠す事ができても表情で隠す事って困難ですよね。 なので、人とコミュニケーションを取る際に、人は隠し事や嘘があるのか「表情から読み取る」ことができます。 なぜ人は言葉よりも態度や表情や仕草を情報として優先すると思いますか? これはメラビアンの法則と言って、そもそも人間はコミュニケーションを取る際に言葉を相手の情報として優先する割合はわずか7%で、態度や仕草が55%を占めていて、他に声の大きさやトーンが38%と実証されています。 つまりわたしが「笑いながら怒った」としても、ひとはわたしが怒っているとは思わないはずです。なぜかというとわたしの表情が笑っているからです。 また、わたしが表情をこわばらせて、声も震えて小さい声だと「わたしが嘘をついている」と思うでしょう。それは言葉が真実を示していても態度や声のトーンが異なるので、人はわたしの言葉を優先して判断しません。 つまり、みなさんに置かれましては言葉でうまく伝えるよりも、態度や表情、また声のトーンや大きさで物事を表現したほうが、人とのコミュニケーションはうまくいくはずです。 言葉で表現することが苦手な方ほど、態度や表情、声のトーンでしっかりと話をすることを意識してみてください。そうするとこで、人前で話す際に今以上に好感が持たれるかもしれません。 わたしも人前でお話するのがお仕事ですが、言葉のミスはそれほど気にせず、態度や表情、声のトーンや大きさを最も意識してお話するようにしています。 しかし、リスも他の動物に気づかれないようにたくさん食べ物を分散して貯蔵するのに、それを全...