ロミンガーの法則


 みなさんはサンドバッグの中身をご存知ですか?直訳すると“砂のバック“なので、砂が敷き詰めて入っていそうですよね。

昔にロッキーの映画を観ていて、ロッキーが試合に負けた事を思い出して、サンドバッグを思い切り叩き、破けたサンドバッグから砂がダラーっと出たシーンがありました。

実際にサンドバッグに本当に砂が敷き詰められていたら、グローブをしていても全力で叩いたら骨折必至です。

あのサンドバッグの中身は実は不要になった衣類や布の切れ端なんですね。

それでも敷き詰めるとそこそこの硬さになって、重さも50キロくらいになります。

なので、吊るすとなると大変でわたしひとりでは持ち上げられず、いつも力持ちの後輩に吊るしてもらった思い出があります。

サンドバッグとは別に砂袋という物があります。

これは本当に砂が敷き詰められいる物で、主に“スネ“を鍛えるためにコツコツと蹴る物です。

わたしが格闘技始めた20年以上前は、砂袋もよく見ましたが、いまはあまりそういった鍛え方は主流ではなくなりました。(やり過ぎると血尿が出るという噂も。。)

つまり、格闘技も根性理論から脱却しつつあるということが言えます。

ビジネスでも、背中を見て覚える、ではなくて研修やトレーニングを通じて仕事の基礎を学ばせる企業が増えてきました。

ロミンガーの法則で、仕事で成長するためには

1、経験(70%)

業務を通じて成長する

2、薫陶(20%)

先輩や上司から学び成長する

3、研修(10%)

研修や自己研鑽で学び成長する

と述べています。

まさに納得の数字です。

格闘技も実践経験だけでなく、先輩や先生から指導してもらい、また違う場で学んだり自己研鑽することでうまくなります。

仕事の成長に限らずどんな事にも通じる事ですよね。


コメント

  1. サンドバッグの中身は砂だとずっと思っていました・・・

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

カルチャーアイスバーグ

行動経済学は日常生活

はじめまして