心理的安全性


 先日初見で行ったショットバーで撮った写真なのですが、氷の上にイニシャルと模様が書いてあるのがわかりますか?

ショットバーに行くと氷を磨いて出してくれたり、濡らしてまた削ったり、と色んな工夫をして出してくれます。

ショットバーだとウィスキーもこうしてロックで飲めたりするのですが、家で同じように飲むとガクンと酔います。

この件について知人とも話をしますが、家だとリラックスするから酔いが回るよね、なんて言います。どうやら緊張が緩む交感神経の問題らしいのですが、外の馴染みの居酒屋よりも家のほうが遥かに酔うのはなんででしょうか。

そして、帰りの電車で座ったら終わりってわかっていて、最寄駅まで立っていようと思うのに、座席に吸い込まれて、寝過ごす。

七不思議ですよね。


わたしもお客様や仕事仲間と飲みに行くことは良くありますが、日によってはもともとそれほどお酒が強くないせいか、全然飲めない日もあります。

それでもオフの場で話をするのが好きなので、頑張っていってしまいがちです。

なぜ人はお酒によるコミュニケーションを求めるのか、それは“心理的安全性“を求めるからだと言います。

これはGoogleが大規模な実験を行って、立証されたことで“心理的安全性“という言葉がメジャーなりました。

“心理的安全性“とはお互いが気を遣わず言いたいことを言えて、互いに尊敬し、共通の目的のために結束している状態のことを言います。

つまりお酒によって本音で話をして、気を遣わず、結束が高まるというのがお酒によるコミュニケーションの真髄だと言えます。


しかし、本当にコミュニケーションが取れる人ならお酒がなくとも、本音で話をして、向き合って、言葉を選びながらも言いたいことを言えて、目的を共有できるはずだと思います。

賛否両論あるかも知れませんが、どんな状態でもそのようなコミュニケーションを取れることが理想だと思います。

もちろん美味しい物を食べて、その感想を共有して、仕事以外の場で話をする体験は何にも変え難いものですよね。

わたしは体力と相談して、夜が難しい時はランチコミュニケーションをたくさん取るようにしていますよ。ランチコミュニケーションなら気軽でオフの場で話もできて、個人的にはとてもオススメです。


なんてことを飲みながら書いていたら、心理的安全性についてはもっと書いたいことがあるので、次回改めてお話させてください。


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