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今年最も読まれた記事は?

 今年から始めたブログですが、読まれた記事ランキングをランキングします。 1位 プレゼンにおいて プレゼンテーションのやり方について関心を持たれる人が多かったのは意外でした。 前にもお伝えしましたが、話し方やプレゼンテーションの改善は最も行動改善しやすい能力です。 どうしたら改善できるのか?一番は自分の話している姿をビデオに撮って観る、これに限ります。 2位 アンコンシャスバイアス アンコンシャスバイアスは性別や年齢、人種などによる気付いていない偏向的な価値観をイメージしがちですが、決してそれだけではない、わたしたちが知らず知らずに有している偏向的な価値観でもあります。 それがわたしたちのコミュニケーションを困難にしたり、仕事における成長機会を阻害する要因にもなることを知るべき内容です。 わたしたちはどこにバイアスを持っているのか、それを個人で理解していくことが大事なことです。 3位 システムコーチング これは聞き慣れない言葉からアクセスが多かったのかと予想します。 コーチングは1対1 システムコーチングは1対多数 となります。 自分の感じていることではなく、集団(チーム)として、どう感じているのか、その中での役割はなんなのか知っていくプロセスが非常に面白い内容です。 これから日本でも、もっと広がっていく概念なのではないかと考えています。 そのほかどんな記事が多く読まれているのか、またみなさんにも直接フィードバックいたします。 これからお蕎麦を食べるのかお雑煮を作るのか際どい時間ですが、その葛藤を楽しみながら年末年始過ごしたいと思います。 来年もたくさんの人に再会したり、出会ったり、刺激的な年にしていきたいです。 今年お世話になった多くの皆様、本当にありがとうございました。感謝しても感謝しきれない気持ちでいます。わたしも皆さんの期待に応えられるように本気で精進して参ります。 2026年、良いお年をお迎えください。

コーチングの本を3冊手に取ってみた結果

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  年末年始は研修も閑散期になります。 そうなるとわたしはコンテンツを増やしたり新しいインスピレーションを探しに本屋さんに出かけたりします。 わたしがよく行く本屋のビジネス書のコーナーでは面積は変わらないものの、カテゴリーが増えたり、今まで人気だったコーナーが縮小したり、様々な変化があって、それも楽しみの一つになっています。 以前は簿記や宅建のコーナーがもっと大きかったような気もするし、写真のようにコーチングでひとつのカテゴリーになっているなんて、以前では考えられないことでした。 そこで久しぶりに3冊ほどこの本屋さんで売れ行きのコーチングの本を買ってみました。 1冊目、なるほどコーチングの概念についてしっかりと書かれていて、いかにコーチが目標に導くか、について詳しく書かれています。しかし、活字が多く何が大事なのか頭には入らない、という個人的な印象です。 2冊目、1冊目よりキーワードが散りばめられていて、コーチ=サポーターという概念で進められていく展開は良いのですが、やはり活字が多くて、抑えるポイントが不明瞭な印象です。 3冊目、ほかの本に比べて大事なポイントが太字で独立していたり、読みやすさは良いのですが、突然GROWが出てきたり、体系的に学ぶにはやや難しい印象を受けました。 そして何より3冊ともそれぞれのやり方と考え方が違っていて、コーチングもこれ、といったやり方が広まっているわけではないことを実感します。 これら本を読んで書いてある内容をビジネス現場で実践することは、よほど読者の習慣があっても難しいと思います。 やはり読む→実践的に習得する は非現実的で、ゴルフの教本を読んでも実践的に習得するのが不可能であることと同じです。 あくまで「コーチングを理解しているひとが補助的に知識を補充する」ための読者であると言うことに落ち着きました。 まず体験して学ぶ→実践して使ってみる→そのフィードバックをもらう→さらに学習を継続するために読書をする、Eラーニングで学ぶという流れが良いかと思います。 特にわたしの場合は料理の本でそれを実感しました。本を読んで、上手くなった気になりますが、あらゆる失敗によりそれが身になっていないことを痛感した経験があります。 お料理も奥が深いはずなのですが、まだ入り口にも立てていない気がします。

研修におけるリフレーミング

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  先日お客様と打ち合わせのため、錦糸町に行った際の写真です。お昼ご飯を食べたお店からスカイツリーをバックに錦糸町駅が映っていて、とても趣き深い景色でした。 その日にお打ち合わせをさせて頂いたお客様もそうなのですが、皆様すごくポジティブに物事を捉えていらっしゃるので、わたし自身にもプラスの影響を与えてくださいます。 大変な状況でも、「そんな時だから前向きに考えないと」とか、ついネガティブにも捉えがちな出来事もプラスに考えられるのは素晴らしいな、と思います。 研修のお仕事をしていると、参加者としては「仕事が忙しいのに、なんで研修なんだ」とか「研修を受けても仕事には活かせないだろう」、「1日研修とか長すぎるな」とか、やはり受ける身としてはそんな思いで研修に来れられる方も少なからずいるのが現実です。 講師のわたしは、そういう人たちを否定せず、そんな思いでいる人たちにも、どこかの瞬間から「お、これは楽しいぞ」、「実務でもプライベートでも役に立つかも」と思ってもらえるように参加者の意識を変えていく努力をしています。 わたし自身、「講師として教える」、というスタンスよりも、「参加者の経験や考えを発展させて研修を作り上げるファシリテーターである」という意識で研修をするようにしています。 それでも研修の効果が大きい参加者は、研修が始まる前から「今日はどんなことを学べるんだろうか」、「せっかくの研修の時間だから無駄にしないようにまずは聞いてみよう」と思う人たちです。 わたしが参加者側だとすると、やはり研修は面倒だな、とか早く終わらないかな、と思ったりもしていたので、研修が始まる前からポジティブに捉えられるマインドは素晴らしいな、と思います。 同じ物事でもポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるのか、人によって当然違います。 物事の見方を変えることを【リフレーミング】と言います。 近い同義として自分は経験や学びによって変えることができる、と捉える心構えを【グロースマインドセット】とも言います。 どちらも社会生活において、とても重要なことですよね。 コーチングで有名なトニーロビンズも「死にたいと思う経験は神様からのギフトである」と言っています。 そこまでネガティブなことを変換できるのは並大抵の心構えではないかと思いますが、考えさせられる言葉だと感じました。 人生を楽しく生きる、そ...

文化の定義とは?

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今週もまた大阪に研修のため出張してきました。 梅田地下改修工事が終わって、京都線が大阪駅への乗り入れが地下になり、ほかのJR路線との乗り換えに時間がかかるようになってしまいました。 東京も渋谷駅や横浜駅もそうですが、大規模な改修工事の後は、電車の乗り換えが不便になってしまうのは仕方のないことなのでしょうか。 大阪駅を歩いていて、思い出したのが大阪万博を機に大阪ではエスカレーターで歩かず立ち止まる習慣が広がっています、というニュースを目にしたのですが、大阪駅ではみなさん普通にエスカレーターもガンガン歩いていたので、やはり習慣化されるのは時間がかかるのだな、と思いました。 しかし、エスカレーターの右側に立ち止まる文化は昭和の頃の大阪万博で始まったともされるので、もしかすると近い将来エスカレーターを歩く人は見なくなるかも知れませんね。 せっかちなわたしとしては、なんとも言いようのない事ですが、社会の風習とルールに従っていくしかないと思っています。 もし両側を歩かない文化が完全に醸造されるためには、あおり運転や飲酒運転が(悪)として認識されるようになったのと同様、事故というインパクトに他ならない気がします。(罰則という意見もあるかも知れませんが世界的にそれを導入している国もなく現実的ではないかも知れません。) その文化や習慣はどのように作られるのか?いくつか理論がありますが、社会学者のリントンは「文化は学習された行動とその成果の統合形態である。」と言います。 その通りで、人々はこれは良い事なんだな、悪い事なんだな、と学習した結果、それがルールや道徳になっていくのだと思います。 これからまた10年、20年と時間が経つにつれて、今まで当たり前だったことが変わってしまう多くのことがありそうですね。

ディスブランディング

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 ジュエルロブション、超高級レストランの代名詞となった憧れのお店ですが、ひとり○万円〜 という非現実的な価格設定で、庶民のわたしたちはなかなか手が届くところではありません。 あまり知られてないのが、ジュエルロブションがプロデュースしているパン屋さんがすぐ近くにあり、ここのパンやケーキはやや高いものの、無理せず手の届く価格設定です。 恵比寿ガーデンプレイスの地下にありますので、何かのお話のネタやお土産にオススメです。 このようにジュエルロブションとして超高級レストランというブランディングがされているので、パン屋さんも多少強気の価格設定でも不思議とお得な感覚に陥るのも、ブランディングの効果ですよね。 ジュエルロブションであれば超高級レストランというブランディングがされていますが、ディスブランディングという言葉を聞かれたことはありますか? 「こちらのお店ではラーメンしか提供ができません。」 「必要最小限の設備で使っていますので、その分お求めやすい価格となっております。」 「納期はかかりますが、その分安くしています。」 というように、他社や他店よりも劣ることを全面に出して、安さやお得感を演出するブランディングのことをディスブランディングと言います。 わたしは個人的にディスブランディングの成功例としては昔のZOZO townを思い出します。 SNSの投稿者たちから 「送料が高すぎる」 と言った声を受けて、 前澤友作さんは 「ただで商品が届くと思うんじゃない」 と発言して、大炎上。 その後「心を入れ替えて生まれ変わる」 と株主総会で謝罪し、一点送料の価格設定を自由化にして、無料で配送される商品が生まれました。 それによりネット通販に馴染みのない高齢者も含めて通販サイトが盛況となるきっかけとなりました。 何よりこの炎上から送料の自由化にしたタイミングがすごく早くて、こんな決断して大丈夫なのかな?と思ったのもなんのその、一転して好業績になったのは驚きでした。 このように意図的に演出したものではなかったものの、ブランドイメージがマイナスからのプラスに変わったのはディスブランディングからの復活例と言えるのではないでしょうか。 弊社でもどんなブランディングをしていくのか、これから先考えていかなければいけないな、と日々考えていますが、研修業でのブランディングってすごく難しいです。 ...

同調圧力は正義か悪か

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  前日の鳥取の米子から大阪に移動し、大阪城近くのホテルに泊まりました。前日の米子→大阪間の移動が長すぎて、不思議なことに東京から鳥取に行くよりも、大阪から鳥取に移動するほうが時間が掛かります。体調も悪くてヘロヘロで移動したのは前日のブログの通りです。しかし、体調はだいぶ回復して、朝には晴れた秋空に大阪城が綺麗に見えました。 関西の方はよくご存知かと思いますが、大阪城のすぐ近くに大阪城ホールという大型施設があり、体調も悪いからもう寝よう、と思ったら22時頃に大阪城ホールでコンサートが終わったのか次々と人が出てきました。窓からその人の流れをみていたら、数人の集団が大阪城公園駅(これが最寄りの駅)ではない方向に進むと後ろの人たちも次々とついていき、最終的には多くの人たちが道を誤って引き返していく、という光景を目にしました。 わたしもこんな経験はあったなー、と思ったのですが、人の流れには従っていかないと、もしくは従っていけば駅に着く、みたいな考えなんですよね。 日本人は特に同調圧力が強いとされていて、目立った行動をする、人と違う発言をする、など規則やルールにないものでも、集団に従う傾向があります。 例えば10人で食事をするとして、9人が同じメニューを頼むと、10人目の自分もなぜか同じメニューにしないと、と謎の圧力を自分の中でも感じます。 面白い例えがあって船が遭難して沈没しかけている時に、乗客の数に対して救命ボートの数が足りないので、船長は乗客に海に飛び込んでもらうために、こう言います。 アメリカ人に対して・・「飛び込めばヒーローですよ」 ロシア人に対して・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」 イタリア人に対して・・「海で美女が泳いでいますよ」 フランス人に対して・・「決して海には飛び込まないでください」 イギリス人に対して・・「紳士なら海に飛び込めますね」 ドイツ人に対して・・「規則ですので海に飛び込んでください」 日本人に対して・・「みなさんはもう飛び込みましたよ」 この船長の言葉は秀逸に各国の特徴を表していて、アメリカはヒーローイズム、ロシアはお酒好き、イタリアは女性好き、フランスは慎重派、イギリスは階級社会、ドイツはトップダウン、日本は同調圧力、それらが有効な動機づけになるというジョークです。 組織において同調圧力の強い日本では ○協調性のある行動をす...

グリーン席は儲かるのか?

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 これは今日の研修で鳥取県の米子駅で撮影した写真です。この車両は新型やくもと言って、なんと2024年に40年ぶりに改良された車両だそうです。 10年ほど前に大阪に住んでいた頃に、米子や出雲は行ったことがあって、旧型やくもでしたが、揺れがすごくて、嫌な思い出がよぎりましたが、新型になり揺れがだいぶ軽減されていました。 独立シートのグリーン席(隣がいない)の乗り心地も良かったのですが、なんとコンパートメント車両があり、そこはなんと2人以上の予約が必須ですが、席をくっつけてフルフラットになるという、すごい車両なんです。しかも2人利用なら普通席料金でいけるそうで、それだけでも乗る価値がありそうですね。 そして、見える景色もまるで「兎追いし〜」とバックミュージックが流れそうな情景で、都会の喧騒を忘れさせてくれます。 しかし、今日は研修なのにとにかく体調が悪い。なんとかやりきって新型やくもに乗るもダウンしながらの乗車となりました。 日本全国どの都道府県もほぼ行きましたが、未開の県は残り2県となりました。 今日のお話はややマーケティング目線で、グリーン車は儲かるのか?という話をしたいと思います。 たくさんある普通席とグリーン席どっちが儲かっているのでしょうか? 正確は乗車率が同じならどちらもほぼ同じという結論です。これは飛行機のエコノミー、ビジネス、ファーストについても同じことが言えます。 収容率に対して値段を設定しているので、同じになるように計算されています。 つまりはどっちから埋まるのか、ということのほうが収益率に関係しています。飛行機の国内線は上位クラスのほうがやや収益率が悪いので乗客がややお得であるのは、国内線では時間が短いので上位クラスを求める人が少ないだろうという航空会社の目算です。 一方で長距離国際線のビジネスクラスはドル箱とも言われています。ファーストクラスはどちらかというとブランドイメージやロイヤリティに寄与している側面が強いかも知れません。 またこのあたりもいつか詳しくお話していきたいと思います。