投稿

7月, 2025の投稿を表示しています

採用面接において

イメージ
 先日漬け始めた梅シロップが完成しました。 漬け始めて約1週間で完成し、出来具合はとても良いです。 漬け過ぎると果肉がシワシワになるので、少しふっくらした梅の状態がオススメです。 シロップだけでなく、漬けた梅も甘くてすごく美味しいんです。 最近ハマったことは何ですか?と聞かれたら梅シロップのことについてお話できそうです。 昨今は面接で聞く質問にも規制がたくさん入るようになったことはご存知でしょうか? 男女雇用機会均等法の影響で、性別を区分した採用募集はNGだそうです。 なので、“男性限定“とか“男性2名女性2名を採用します“なんて言うのもNGだそうです。 ただし、芸術性や防犯上の観点などで性別を限定することは可能だということみたいです。 これらの通達は厚労省から出ているので詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/dl/rule.pdf しかし、適切な男女比を整えるために企業側としては性別を採用基準には設けておきたいところですよね。 公に募集できないことが、実は世の中でも男女比の歪みになっていることはご存知でしょうか? 例えば、大学の入学試験でも男性と女性では実は合格ラインの点数が違っていることも事実です。 もし、同じ合格ラインの点数にしてしまうと、難関大学の場合は女性ばかりになってしまうとも言われています。 とは言え性別の違いによる適性や性格の違いは存在するのでしょうから、本来であればもっと区分けをしたいところ。 しかし、今の社会ダイバーシティの観点や、女性の社会進出の促進を考えると難しいことも理解できます。 まさに“世の中の歪み“です。 しかし、男性だから、女性だから、というバイアスを超えてこそ平等な社会形成を実現していくために理解していくべきところだと思いました。 ちなみに、厚労省の通達をよく読んでいくと、採用においては“尊敬する人は誰ですか?“ や“愛読書はなんですか?“などもNG項目だそうです。

アンガーマネジメント

イメージ
先日新宿でバーベキューをした時の二次会での写真です。 まず新宿という土地柄、ビルの屋上でバーベキューセットで楽しむというコンセプトなのですが、6月にも関わらずこの猛暑でとにかく暑い。 堪らず下のビルで二次会をしたという流れでした。 それなら最初から屋内で飲むほうが良いのでは?というご意見も確と承ります。 何より問題はこの後に。新大久保の駅で山手線に乗る時に、外国人の集団の降車に伴い、持たれていたスーツケースを周りを気にすることなく下ろしたタイミングでわたしの足の上にドスンと置かれてしまう自体に。暑さと人混みとスーツケースの激突により、限界を感じましたが、文句を言う気力もなく電車に乗り込みます。 結局こう言う時に文句を言っても、何も得はないことは経験から承知していますが、それをコントロールすることは難しいですよね。 大人になるに従って、 判断する経験値から学習して柔軟になる人と 右脳の縮小から理性のコントロールが効かず頑固になる人と 二通り存在するそうです。 前者になれるように心がけていますが、足りないことも多々あることを実感します。 それでもアンガーマネジメントという言葉を意識するようにして、対処を試みることも有効な手段ですね。 一般的には 事象が起こる → 6秒考える →許せることか考える → 重要か考える と言うのが一般的だそうです。 わたしの場合は 深呼吸する → なぜそう言ったのか確認する → 我慢できるのか考える → 今話すべきか考える という流れがしっくりきています。 アンガーマネジメントの研修のご依頼を時々頂きますが、やはりベースはコミュニケーション、そして合意形成、最後にカウンタートークとアンガーマネジメント方法という構成で提供させていただいております。 仕事においても日常生活においても大事な要素ですよね。 そして、肝心なバーベキューですが、都心部のビル屋上よりも、少しアクセスが不便でも自然と共生するバーベキューを、環境と味覚満足度の両方の観点から、強くオススメさせていただきます。

アンコンシャスバイアス

イメージ
 先日ぐんま国際アカデミー様でアンコンシャスバイアス+ハラスメント研修をした際の様子です。 グローバル教育を推進している学校法人なので、職員も外国人がたくさんいらっしゃるため、今回は全て英語で研修させていただきました。 わたし自身日本で勉強して身につけた英語で、実務で7年ほど使っていましたが、ネイティブとは大きく差があるレベルなので、事前準備は本当に大変でしたが、結果参加者の皆様のおかげでとても良い研修となりました。意見もとても活発で、研修を生業としているわたしとしてはありがたい限りです。 その中で取り上げたアンコンシャスバイアス。他の企業様でも何度も実施しているテーマですが、アンコンシャスバイアス=ジェンダーやダイバーシティのひとつと捉えられがちですが、もっと広義に考えていきたいテーマです。 もちろん職業や役割を男女やその他スペックで偏向的な見方や考えをすることで、個人や組織の成長機会を失ってしまうということも深く考えていくべきテーマですが、そもそもわたしたちは他にも偏った見方やバイアスがかかっていることはないのか知ることも必要です。 例えば「営業だったら〜でないと」とか、「東大出てる人って〜だよね。」とかありがちなのは「B型の人って合わないんだよね。」←これが一番衝撃。 反論もあることは承知で言いますが、血液型で性格をカテゴライズするのは、本当にナンセンスだと思います。(そもそもこの考えは日本以外だと韓国では存在するとのこと) こういったバイアスで深いコミュニケーションを取らず、機会損失していることはないでしょうか? もし、いまの段階で色々なバイアスがあったとしても、改善することはいくらでもできます。 わたし自身もいろんなバイアスにまみれています。 みなさんがどんなバイアスにとらわれているのか、どうやって改善していけるのか、また研修やお会いした際にでもお話していきたいと思います。

プレゼンにおいて

イメージ
 最近友人に誘われて始めたアミューズポーカー。数少ないわたしの趣味が広がると良いなと思って始めてみました。 お金は賭けてやるわけではないので、健康麻雀と同じような感じですが、それでもなかなかスリリングな体験ができるので人気です。 いまはテキサスホールデムというルールでやることが主流なのですが、通常のトランプでやるポーカーとチップの賭け方が加わったゲームです。 まずは手の内のカードを開いて自分の役が強そうか判断して、勝負ができそうならチップを賭けます。勝負ができなそうならフォールド(降りる)します。最初3枚開いて、まだ勝負ができそうならコール(他の人と同じ額を賭ける)もしくはベット(さらに賭けチップを増やす)か、その時点でフォールドすることもできます。 そんな感じで、他の人の様子を見ながらここぞと言う時に勝負にでるのですが、オールイン(持ちチップを全部賭ける)こともできるので、一気に無くなるなんてこともあります。 長くやると運よりも実力通りの順位になることがほとんどと言います。 わたしは偶然仲良しの美容師さんが何千人もいる大会で優勝するくらいの実力者なので、その人に頼りながら勝負に行きます。 ビジネスにおいても、このポーカーの心理的要素は使える場面がたくさんありますね。 例えばプレゼンテーションの場でも、オーディエンスの雰囲気を掴みながら話を展開しますし、途中間違えても動揺しないことや、オーディエンスが何を求めているのか推理しながら話をしたりしますよね。このあたりはポーカーの心理面において共通する部分があります。 プレゼンテーションが上手い人の特徴として、“場を作る“ことができる人だと思います。 “場を作る“とは話に説得力があり、その話をオーディエンスのニーズに合わせた言葉で伝え、オーディエンスを巻き込みながらプレゼンテーションを展開します。 せっかくなので、この場で少しだけプレゼンテーションで場を作るためのテクニックをご紹介します。 1、強調のための枕言葉を使う →今日ここだけはどうしてもお伝えしたいのですが →この点は今日お話する中で最もお伝えしたいことなのですが →明日からすぐにお使い頂ける知識として と言った形で、これから話すことは大事ですよ、ぜひ聴いてくださいね、と話すための枕言葉です。 なんとなくですが、イメージしやすいところだと杉村太蔵さんとか橋...

MタイムとPタイム

イメージ
 写真はいつぞや訪問したビーチリゾートの写真です。ビーチリゾートにいると、時間の流れを忘れてゆっくり過ごせるかと思いきや、せっかちなわたしは何時にどこでご飯食べようとか、何時には起きていようとか、時間を気にして生活してしまうのです。 時間の概念は人によって感覚が大きく違いますよね。いつも時間を気にしてスケジュール通りに行動することを好む人、時間よりも感覚や流れに身を任せて過ごす人、様々なタイプの人がいるな、と思います。 どちらが良い悪いではなく大切なのは、時間という感覚は人によって異なるということを念頭に置いて人と接することです。 面白いことに地域によって、この感覚が分類されています。 例えば沖縄の人と接すると、ウチナータイムと言って、非常に時間に余裕を持って過ごされている方が多いです。 良く例に挙げられるのは、車に乗っていて、前の車が赤信号から青信号に変わっても、後ろの車はクラクションを鳴らさない人が多いと言います。 東京では考えられないですよね。 1秒でも発進が遅れようなら注意を受けること必須です。 これが海外となると、もっと感覚が変わると言います。 それを提唱したエドワード T ホールさんによると、モノクロノロジカルタイムと言われるMタイムとポリクロノロジカルタイムと言われるP型に分類され、Mタイムの人たちは時間通りに行動することを好み、スケジュール管理をすることを好む一方で、Pタイムの人たちは人間関係や状況に応じて行動し、時間通りに行動するとは限らない、ということです。 日本人はどちらに分類されるのでしょうか。 お分かりの通りMタイムですね。 Mタイムは他にも欧米系の国や、中南米の国に多くみられる傾向があります。他にも同じアジアだとインド、タイ、インドネシアもここに分類されます。 ※あまりアグリーではありませんが。。 Pタイムは主に中東やアフリカ、アジアでも中国や韓国、ベトナム、フィリピンなど、日本以外のアジア諸国も多く見られます。 お隣の韓国はこちらに属するのは以外ですね。 もちろん大きく分類した結果なので、同じ国や地域でも人によって異なるのはあると思います。 わたしは比較的5分前行動で時間を守ることを心がけますが、致命的なことに、予定を忘れる、と言う失態を時々侵してしまうので、気をつけて過ごすようにしています。 みなさんはどちらのタイプに当てはま...

英語の意外な言い回し

イメージ
  かつては週一と決めていたラーメンも、今は月一のご褒美にスケールダウンしています。 それでも無意識に吸い込まれてライスまでつけてしまうところが、わたしの意志の弱さを示しています。 今や外国人にとってメジャーとなった家系ラーメン。おそらくここ10年くらいの間に人気になったのではないかと思います。 当初は「Jun-san I’d like to try Ieke-ramen.」と言われて、イエケ?ってどこのラーメンだろうと困惑したのを覚えています。 しかし、最早わたしたちが標準的に使うラーメン用語も英語として普及しています。 Ieke-ramen Miso-Ramen Tonkotsu soup Barikata など。普通に使っていました。 日本語が英語になる中で、わたしたちが英語として認識している単語も全然別の意味を持つことがあります。 特にビジネスの場においては慣れるまでに、すごく時間がかかりました。 いくつか知って損はしないビジネス現場で使う意外な言い回しです。 leave 有給 recap(wrap up)総括、まとめ expense 経費 title 役職 supervisor 上司 ※bossとは言わない surbodinate 部下 sales rep 営業 ごく一部ですが、いかがでしょうか? わたしはこのrecapの意味が当初全然わからず、帽子を被ってこいと言われてるのかと思いました。 そして当時の上司からI will be on leave tomorrowと言われて、明日会社を辞めるのか、ってドキドキしつつも、少し嬉しかったのは気が早かったようでした。全然辞めてくれませんでした。 言葉って恐ろしいですね。

心理的安全性②

イメージ
  まずは最近の更新を怠っていたこと、大変失礼しました。仕事にかまけて、更新を怠るくらいなら始めからやらないほうが良い、なのでちゃんと更新することを心掛けます。 この写真はいつだか久しぶりに朝方まで飲んだ帰りに、もうこんなことはないだろうと撮った朝日です。起きるのが特別早いわけでもないし、朝まで飲むようなことも滅多にないので、珍しい日でした。 そして何より朝方は都会にはたくさんのねずみ。。猫みたいに大きいスーパーねずみもいるんですね。 そこまで飲んで何を得たのかというと、仲間との一体感、絆の構築、こんな言葉に表現されるのでしょうか。わたし自身、集団行動が苦手なので、どんなに仲良い友人であったとしても、朝まで付き合うことは滅多にありません。比較的後ろを振り向かず帰ってしまうタイプかと思います。 さて、前回心理的安全性のお話をさせていただきました。その後、このブログを話題を数人の方とお話させて頂き予想以上にみなさんが心理的安全性について興味を持っていらっしゃったので、続けて意見させていただきます。(ブログの閲覧数もなぜか多い) 前回お伝えしたとおり、心理的安全性は、集団における帰属意識であり、忌憚なく会話ができる、ひとつの目的に向かって一致団結している、失敗を恐れず挑戦できる環境である、などとお伝えしました。 1999年にエイミー・C・エドモンドが提唱した新しい概念で、2016年にGoogleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」と研究発表し、話題になりました。そこからこの概念が普及したイメージです。 日本においては飲みニケーションによって、 同じ目的や志であることを確認したり 普段言えない本音を言ったり 職場ではしないようなくだらない話をしたり 仲間との一体感を醸造したり することで、心理的安全性を高め、職場のチーム結束を高める、とお伝えしました。 では、海外では?という質問が一番多かったので今日はそれについてお話します。 海外のチームで働いて感じたこと、驚いたことは以下の通りです。(外資系企業で働いていても海外チームに所属している人はわずかなので、海外に駐在される方のほうが共感できることかも知れません。) 1、仕事の話を夜の飲み会に持ち越すことはあまりなく、食事会もあるけれども、ほぼ一次会で解散する 2、二次会をsecond roundと言いますが、出...