プレゼンにおいて


 最近友人に誘われて始めたアミューズポーカー。数少ないわたしの趣味が広がると良いなと思って始めてみました。

お金は賭けてやるわけではないので、健康麻雀と同じような感じですが、それでもなかなかスリリングな体験ができるので人気です。

いまはテキサスホールデムというルールでやることが主流なのですが、通常のトランプでやるポーカーとチップの賭け方が加わったゲームです。

まずは手の内のカードを開いて自分の役が強そうか判断して、勝負ができそうならチップを賭けます。勝負ができなそうならフォールド(降りる)します。最初3枚開いて、まだ勝負ができそうならコール(他の人と同じ額を賭ける)もしくはベット(さらに賭けチップを増やす)か、その時点でフォールドすることもできます。

そんな感じで、他の人の様子を見ながらここぞと言う時に勝負にでるのですが、オールイン(持ちチップを全部賭ける)こともできるので、一気に無くなるなんてこともあります。

長くやると運よりも実力通りの順位になることがほとんどと言います。

わたしは偶然仲良しの美容師さんが何千人もいる大会で優勝するくらいの実力者なので、その人に頼りながら勝負に行きます。


ビジネスにおいても、このポーカーの心理的要素は使える場面がたくさんありますね。

例えばプレゼンテーションの場でも、オーディエンスの雰囲気を掴みながら話を展開しますし、途中間違えても動揺しないことや、オーディエンスが何を求めているのか推理しながら話をしたりしますよね。このあたりはポーカーの心理面において共通する部分があります。

プレゼンテーションが上手い人の特徴として、“場を作る“ことができる人だと思います。

“場を作る“とは話に説得力があり、その話をオーディエンスのニーズに合わせた言葉で伝え、オーディエンスを巻き込みながらプレゼンテーションを展開します。

せっかくなので、この場で少しだけプレゼンテーションで場を作るためのテクニックをご紹介します。

1、強調のための枕言葉を使う

→今日ここだけはどうしてもお伝えしたいのですが

→この点は今日お話する中で最もお伝えしたいことなのですが

→明日からすぐにお使い頂ける知識として

と言った形で、これから話すことは大事ですよ、ぜひ聴いてくださいね、と話すための枕言葉です。

なんとなくですが、イメージしやすいところだと杉村太蔵さんとか橋下徹さんとかがこういった枕言葉を上手に使われる印象があります。(お話の内容については賛否あるかと思いますが。)


2、カジュアルな言葉は使わない

→プレゼンテーションの場においてカジュアルな言葉は時にはマイナスな印象を与えてしまいます。

例えば、

あざーす、

やばい、

めっちゃ、

などの言葉をプレゼンテーションの場で使うと一瞬で場を台無しにする破壊力を持ちます。

プレゼンテーションで使う言葉は丁寧すぎても困ることはないので、できるだけ丁寧な言葉を使うことを心掛けると良いと思います。

他にもプレゼンテーションについてはまだまだお話したいことがあるのですが、今日はここまでにしておきます。


ポーカーうまくなってメンタルを鍛える、と言ったらそれ以上鍛えなくて良いと友人にサラッと言われました。

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