心理的安全性②

 

まずは最近の更新を怠っていたこと、大変失礼しました。仕事にかまけて、更新を怠るくらいなら始めからやらないほうが良い、なのでちゃんと更新することを心掛けます。


この写真はいつだか久しぶりに朝方まで飲んだ帰りに、もうこんなことはないだろうと撮った朝日です。起きるのが特別早いわけでもないし、朝まで飲むようなことも滅多にないので、珍しい日でした。

そして何より朝方は都会にはたくさんのねずみ。。猫みたいに大きいスーパーねずみもいるんですね。


そこまで飲んで何を得たのかというと、仲間との一体感、絆の構築、こんな言葉に表現されるのでしょうか。わたし自身、集団行動が苦手なので、どんなに仲良い友人であったとしても、朝まで付き合うことは滅多にありません。比較的後ろを振り向かず帰ってしまうタイプかと思います。


さて、前回心理的安全性のお話をさせていただきました。その後、このブログを話題を数人の方とお話させて頂き予想以上にみなさんが心理的安全性について興味を持っていらっしゃったので、続けて意見させていただきます。(ブログの閲覧数もなぜか多い)


前回お伝えしたとおり、心理的安全性は、集団における帰属意識であり、忌憚なく会話ができる、ひとつの目的に向かって一致団結している、失敗を恐れず挑戦できる環境である、などとお伝えしました。

1999年にエイミー・C・エドモンドが提唱した新しい概念で、2016年にGoogleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」と研究発表し、話題になりました。そこからこの概念が普及したイメージです。

日本においては飲みニケーションによって、

同じ目的や志であることを確認したり

普段言えない本音を言ったり

職場ではしないようなくだらない話をしたり

仲間との一体感を醸造したり

することで、心理的安全性を高め、職場のチーム結束を高める、とお伝えしました。

では、海外では?という質問が一番多かったので今日はそれについてお話します。

海外のチームで働いて感じたこと、驚いたことは以下の通りです。(外資系企業で働いていても海外チームに所属している人はわずかなので、海外に駐在される方のほうが共感できることかも知れません。)

1、仕事の話を夜の飲み会に持ち越すことはあまりなく、食事会もあるけれども、ほぼ一次会で解散する

2、二次会をsecond roundと言いますが、出張で泊まりなどある場合は行く時もある

3、ブレックファーストミーティングが多い。朝からガッツリお仕事のモードで話をする(これが日本人にとってはなかなか慣れない)

4、ランチは短い。むしろサンドイッチとかを食べながら会議の続きをしたり、ちゃんとランチミーティングをする

欧米人はこう言った傾向で、韓国や中国となるとまた話は変わります。

なぜこのような文化や習慣なのか、おそらくは普段の職場や1on1で本音を話したり、目的や志について話したり、チームビルディングを図る傾向があるのではないかと感じます。

心理的安全性をビジネスタイムに作る習慣と、ビジネスタイム以外で作る日本との違いかも知れません。

わたしも日頃から心理的安全性の共有ということは意識して行動しています。お客様と食事には積極的に行きますし、むしろとても好きです。

一方で外国人とのコミュニケーションはビジネスタイムに話せるマインドでいるようにしています。

うまくいかないとこも、もちろんありますが、それも含めて自分の経験値を上げていくしかないですよね。


次回は心理的安全性とは逸れますが、外国人の仕事の習慣や考え方についても触れていきたいと思います。

コメント

  1. 会社の同僚との朝までの飲み会は、たしかに腹を割った話ができたり一体感が生まれたりしますが、解決策のない愚痴をエンドレスにこぼすだけにもなりがち・・・「自分だけ途中で帰るのも気が引ける」というのは日本人的考えだよなぁ~と思ったりします。海外の朝食ミーティング、良いですね!一日を有効活用するのにも良さそうですね。

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