ファシリテーション
「今日も4時間ぶっ通しで会議してヘトヘトだよ。」 「おれなんて、先週ミーティング終わらなくて20時までかかりましたよ!」 「おれも朝からミーティングに3連発で呼ばれたからね。」 という、会議にどれだけ時間を使い、引っ張りだこだったか、を競う会話を横目に電車に乗っていました。 様々な業種のお客様とお話している中で、最近良く話題になる課題が、“会議のあり方“ということがひとつ挙げられます。 良くあるのが ①とりあえず1時間を設定してしまう ②メールでも済むような情報共有 ③意思決定は会議に参加する役職が上の人 ④会議資料のための仕事に時間をかける ⑤結論が出ずにまた次回 ⑥議題が事前共有されておらず、何も準備ができていない ⑦発言せずに終わる人がいる あるあるですよね。 これを改善するために“会議のあり方を理解する“ ファシリテーション というテーマでアプローチします。 その中で参加者の関心が高いのは“他社や海外の事例“だったりします。 【他社事例】 立ち会議室の導入 時間のかかるパワポの禁止 会議のルールを会議室に掲示 ランチミーティング 会議に使った時間を記録して報告 資料の事前共有が必須 【海外事例】 出張時のブレックファーストミーティング ランチミーティング(お昼を食べながら会議) アーリーチェックイン(早めに揃って開始する) こんな感じで企業によって、会議の生産性を高める工夫はたくさんされています。 海外では出張では夜遅く飲んで翌朝ギリギリに集合みたいなことはなくて、夜は軽く食事して解散。でも翌朝早めに集合して朝ごはん食べながらミーティングする、みたいな感じです。 夜残業しない代わりに、日中の時間をフル活用するので、お昼はサンドイッチを食べながらミーティングとかも良くあるケースです。 会議の仕方やファシリテートの仕方は習うものでもなく、各人の経験で形成されています。 やはり、全員がこういったファシリテーションの研修を受けて研修のあり方を全員が課題意識を持つことが一番大切な気がします。 なんにしても会議をすることはなるべく少なくする、時間が長いことは褒められるべきことではない、という意識を持つと変わりそうですね。