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ハインリッヒの法則

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 一見なんだかわかりにくいのですが、コーヒーゼリーを作りました。 コーヒー好きな方だと、コーヒーゼリーの好みも千差万別で、苦いのが好みだったり、少し酸味があるのが好みだったり、シロップが要る要らない、など様々ですよね。 そんな方には好みのアイスコーヒーで簡単につくることができるのでとてもおすすめです。 ゼラチンを温めた好みのアイスコーヒー(微糖がおすすめ)に混ぜて冷やすだけ、ということで全然手間がかからない優秀なスイーツなんです。 ただ、ゼラチンの溶かし方が甘いと一部だけ固まってしまったりするので注意が必要です。 わたしはそこに練乳をかけるのが好きなので、見映えも含めて仕上げます。コントラストでアクセントになりますね。 ぜひコーヒー好きの方がいらっしゃればお試しください。 とても簡単にできるし、手間もかからないので、良く作るのですが、いつも同じようにできないのが不思議なところです。 ハインリッヒの法則をご存知でしょうか? ひとつの大きな事故の裏には、29の軽度な事故と300の潜在的なヒヤリハットがあると言います。 わたしの料理も同じようで、たまに食べられないくらいの大失敗をしますが、その裏には29のギリギリ食べられるくらいの失敗と、300の失敗しているけれどもリカバリーしたような料理が存在しています。 このハインリッヒの法則は良く安全管理や製品開発でも使われる言葉です。 ひとつの大きな事故を起こさないためにも、日頃から小さな事故や、事故に繋がらなかったけれども危なかった事例などを対策していくことがとても大事ということです。 これはわたしたちの日常にも当てはまることで、車の運転にしても“危なかった“という経験を忘れることなく、どのように以後対処するのか考えるだけで、大きな事故の予防になります。 人とのコミュニケーションでも、相手が少しでも不快に感じたことを、どうやって自らを改善するかで、決定的な関係性の悪化を防ぐことができます。 わたしにも言えることなのですが、小さなことだから、と気にしないよりも、反省し改善することがすごく大切なんですよね。 わたしの料理に関しては、この比率以上に大失敗している気もしていますが。

演繹法

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  毎年楽しみにしている、尾花沢スイカ。 写真で伝わるかわかりませんが、飛んでもない大きさです! 1玉4.5キロ以上で2玉で、ふるさと納税価格が20,000円なので、1玉3000円くらいの購入価格と考えるとかなり割安ではないでしょうか。 ふるさと納税でも上位に来る割安ではないかと思っています。 味もとても良くて、身がしっかりしていて甘い。 夏になると、スイカやそうめん、花火大会など風物詩が顕著な季節ですね。 スイカは夏に食べることができる スイカによって不足した水分を補うことができる よって、夏に不足した水分はスイカによって補うことができる という三段論法に当てはめてみました。 A=B=C が成立して、 大前提から小前提、そして結論に至るものがこの演繹法と呼ばれるものです。 そこに少しでも矛盾が発生しては成り立ちません。 クリティカルシンキングでの意思決定プロセスで使用したり、日常的にも意思決定のプロセスで使うことができます。 有名な例だと 人間は死ぬ生き物である アリストテレスは人間である ゆえにアリストテレスは死ぬ 当たり前のプロセスですが、そこに矛盾がないことを証明できることがとても大事なプロセスですね。 最後に演繹法を使って最近のわたしを表すと 新しいレシピに挑戦すると失敗する 失敗した料理はあまり美味しくない ゆえに既存の慣れたレシピで料理をした方が良い こんな感じでしょうか。 他に帰納法も併用して紹介される論法なので、また改めてご紹介します。

採用面接において

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 先日漬け始めた梅シロップが完成しました。 漬け始めて約1週間で完成し、出来具合はとても良いです。 漬け過ぎると果肉がシワシワになるので、少しふっくらした梅の状態がオススメです。 シロップだけでなく、漬けた梅も甘くてすごく美味しいんです。 最近ハマったことは何ですか?と聞かれたら梅シロップのことについてお話できそうです。 昨今は面接で聞く質問にも規制がたくさん入るようになったことはご存知でしょうか? 男女雇用機会均等法の影響で、性別を区分した採用募集はNGだそうです。 なので、“男性限定“とか“男性2名女性2名を採用します“なんて言うのもNGだそうです。 ただし、芸術性や防犯上の観点などで性別を限定することは可能だということみたいです。 これらの通達は厚労省から出ているので詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/dl/rule.pdf しかし、適切な男女比を整えるために企業側としては性別を採用基準には設けておきたいところですよね。 公に募集できないことが、実は世の中でも男女比の歪みになっていることはご存知でしょうか? 例えば、大学の入学試験でも男性と女性では実は合格ラインの点数が違っていることも事実です。 もし、同じ合格ラインの点数にしてしまうと、難関大学の場合は女性ばかりになってしまうとも言われています。 とは言え性別の違いによる適性や性格の違いは存在するのでしょうから、本来であればもっと区分けをしたいところ。 しかし、今の社会ダイバーシティの観点や、女性の社会進出の促進を考えると難しいことも理解できます。 まさに“世の中の歪み“です。 しかし、男性だから、女性だから、というバイアスを超えてこそ平等な社会形成を実現していくために理解していくべきところだと思いました。 ちなみに、厚労省の通達をよく読んでいくと、採用においては“尊敬する人は誰ですか?“ や“愛読書はなんですか?“などもNG項目だそうです。

アンガーマネジメント

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先日新宿でバーベキューをした時の二次会での写真です。 まず新宿という土地柄、ビルの屋上でバーベキューセットで楽しむというコンセプトなのですが、6月にも関わらずこの猛暑でとにかく暑い。 堪らず下のビルで二次会をしたという流れでした。 それなら最初から屋内で飲むほうが良いのでは?というご意見も確と承ります。 何より問題はこの後に。新大久保の駅で山手線に乗る時に、外国人の集団の降車に伴い、持たれていたスーツケースを周りを気にすることなく下ろしたタイミングでわたしの足の上にドスンと置かれてしまう自体に。暑さと人混みとスーツケースの激突により、限界を感じましたが、文句を言う気力もなく電車に乗り込みます。 結局こう言う時に文句を言っても、何も得はないことは経験から承知していますが、それをコントロールすることは難しいですよね。 大人になるに従って、 判断する経験値から学習して柔軟になる人と 右脳の縮小から理性のコントロールが効かず頑固になる人と 二通り存在するそうです。 前者になれるように心がけていますが、足りないことも多々あることを実感します。 それでもアンガーマネジメントという言葉を意識するようにして、対処を試みることも有効な手段ですね。 一般的には 事象が起こる → 6秒考える →許せることか考える → 重要か考える と言うのが一般的だそうです。 わたしの場合は 深呼吸する → なぜそう言ったのか確認する → 我慢できるのか考える → 今話すべきか考える という流れがしっくりきています。 アンガーマネジメントの研修のご依頼を時々頂きますが、やはりベースはコミュニケーション、そして合意形成、最後にカウンタートークとアンガーマネジメント方法という構成で提供させていただいております。 仕事においても日常生活においても大事な要素ですよね。 そして、肝心なバーベキューですが、都心部のビル屋上よりも、少しアクセスが不便でも自然と共生するバーベキューを、環境と味覚満足度の両方の観点から、強くオススメさせていただきます。

アンコンシャスバイアス

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 先日ぐんま国際アカデミー様でアンコンシャスバイアス+ハラスメント研修をした際の様子です。 グローバル教育を推進している学校法人なので、職員も外国人がたくさんいらっしゃるため、今回は全て英語で研修させていただきました。 わたし自身日本で勉強して身につけた英語で、実務で7年ほど使っていましたが、ネイティブとは大きく差があるレベルなので、事前準備は本当に大変でしたが、結果参加者の皆様のおかげでとても良い研修となりました。意見もとても活発で、研修を生業としているわたしとしてはありがたい限りです。 その中で取り上げたアンコンシャスバイアス。他の企業様でも何度も実施しているテーマですが、アンコンシャスバイアス=ジェンダーやダイバーシティのひとつと捉えられがちですが、もっと広義に考えていきたいテーマです。 もちろん職業や役割を男女やその他スペックで偏向的な見方や考えをすることで、個人や組織の成長機会を失ってしまうということも深く考えていくべきテーマですが、そもそもわたしたちは他にも偏った見方やバイアスがかかっていることはないのか知ることも必要です。 例えば「営業だったら〜でないと」とか、「東大出てる人って〜だよね。」とかありがちなのは「B型の人って合わないんだよね。」←これが一番衝撃。 反論もあることは承知で言いますが、血液型で性格をカテゴライズするのは、本当にナンセンスだと思います。(そもそもこの考えは日本以外だと韓国では存在するとのこと) こういったバイアスで深いコミュニケーションを取らず、機会損失していることはないでしょうか? もし、いまの段階で色々なバイアスがあったとしても、改善することはいくらでもできます。 わたし自身もいろんなバイアスにまみれています。 みなさんがどんなバイアスにとらわれているのか、どうやって改善していけるのか、また研修やお会いした際にでもお話していきたいと思います。

プレゼンにおいて

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 最近友人に誘われて始めたアミューズポーカー。数少ないわたしの趣味が広がると良いなと思って始めてみました。 お金は賭けてやるわけではないので、健康麻雀と同じような感じですが、それでもなかなかスリリングな体験ができるので人気です。 いまはテキサスホールデムというルールでやることが主流なのですが、通常のトランプでやるポーカーとチップの賭け方が加わったゲームです。 まずは手の内のカードを開いて自分の役が強そうか判断して、勝負ができそうならチップを賭けます。勝負ができなそうならフォールド(降りる)します。最初3枚開いて、まだ勝負ができそうならコール(他の人と同じ額を賭ける)もしくはベット(さらに賭けチップを増やす)か、その時点でフォールドすることもできます。 そんな感じで、他の人の様子を見ながらここぞと言う時に勝負にでるのですが、オールイン(持ちチップを全部賭ける)こともできるので、一気に無くなるなんてこともあります。 長くやると運よりも実力通りの順位になることがほとんどと言います。 わたしは偶然仲良しの美容師さんが何千人もいる大会で優勝するくらいの実力者なので、その人に頼りながら勝負に行きます。 ビジネスにおいても、このポーカーの心理的要素は使える場面がたくさんありますね。 例えばプレゼンテーションの場でも、オーディエンスの雰囲気を掴みながら話を展開しますし、途中間違えても動揺しないことや、オーディエンスが何を求めているのか推理しながら話をしたりしますよね。このあたりはポーカーの心理面において共通する部分があります。 プレゼンテーションが上手い人の特徴として、“場を作る“ことができる人だと思います。 “場を作る“とは話に説得力があり、その話をオーディエンスのニーズに合わせた言葉で伝え、オーディエンスを巻き込みながらプレゼンテーションを展開します。 せっかくなので、この場で少しだけプレゼンテーションで場を作るためのテクニックをご紹介します。 1、強調のための枕言葉を使う →今日ここだけはどうしてもお伝えしたいのですが →この点は今日お話する中で最もお伝えしたいことなのですが →明日からすぐにお使い頂ける知識として と言った形で、これから話すことは大事ですよ、ぜひ聴いてくださいね、と話すための枕言葉です。 なんとなくですが、イメージしやすいところだと杉村太蔵さんとか橋...

MタイムとPタイム

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 写真はいつぞや訪問したビーチリゾートの写真です。ビーチリゾートにいると、時間の流れを忘れてゆっくり過ごせるかと思いきや、せっかちなわたしは何時にどこでご飯食べようとか、何時には起きていようとか、時間を気にして生活してしまうのです。 時間の概念は人によって感覚が大きく違いますよね。いつも時間を気にしてスケジュール通りに行動することを好む人、時間よりも感覚や流れに身を任せて過ごす人、様々なタイプの人がいるな、と思います。 どちらが良い悪いではなく大切なのは、時間という感覚は人によって異なるということを念頭に置いて人と接することです。 面白いことに地域によって、この感覚が分類されています。 例えば沖縄の人と接すると、ウチナータイムと言って、非常に時間に余裕を持って過ごされている方が多いです。 良く例に挙げられるのは、車に乗っていて、前の車が赤信号から青信号に変わっても、後ろの車はクラクションを鳴らさない人が多いと言います。 東京では考えられないですよね。 1秒でも発進が遅れようなら注意を受けること必須です。 これが海外となると、もっと感覚が変わると言います。 それを提唱したエドワード T ホールさんによると、モノクロノロジカルタイムと言われるMタイムとポリクロノロジカルタイムと言われるP型に分類され、Mタイムの人たちは時間通りに行動することを好み、スケジュール管理をすることを好む一方で、Pタイムの人たちは人間関係や状況に応じて行動し、時間通りに行動するとは限らない、ということです。 日本人はどちらに分類されるのでしょうか。 お分かりの通りMタイムですね。 Mタイムは他にも欧米系の国や、中南米の国に多くみられる傾向があります。他にも同じアジアだとインド、タイ、インドネシアもここに分類されます。 ※あまりアグリーではありませんが。。 Pタイムは主に中東やアフリカ、アジアでも中国や韓国、ベトナム、フィリピンなど、日本以外のアジア諸国も多く見られます。 お隣の韓国はこちらに属するのは以外ですね。 もちろん大きく分類した結果なので、同じ国や地域でも人によって異なるのはあると思います。 わたしは比較的5分前行動で時間を守ることを心がけますが、致命的なことに、予定を忘れる、と言う失態を時々侵してしまうので、気をつけて過ごすようにしています。 みなさんはどちらのタイプに当てはま...