研修におけるリフレーミング
先日お客様と打ち合わせのため、錦糸町に行った際の写真です。お昼ご飯を食べたお店からスカイツリーをバックに錦糸町駅が映っていて、とても趣き深い景色でした。 その日にお打ち合わせをさせて頂いたお客様もそうなのですが、皆様すごくポジティブに物事を捉えていらっしゃるので、わたし自身にもプラスの影響を与えてくださいます。 大変な状況でも、「そんな時だから前向きに考えないと」とか、ついネガティブにも捉えがちな出来事もプラスに考えられるのは素晴らしいな、と思います。 研修のお仕事をしていると、参加者としては「仕事が忙しいのに、なんで研修なんだ」とか「研修を受けても仕事には活かせないだろう」、「1日研修とか長すぎるな」とか、やはり受ける身としてはそんな思いで研修に来れられる方も少なからずいるのが現実です。 講師のわたしは、そういう人たちを否定せず、そんな思いでいる人たちにも、どこかの瞬間から「お、これは楽しいぞ」、「実務でもプライベートでも役に立つかも」と思ってもらえるように参加者の意識を変えていく努力をしています。 わたし自身、「講師として教える」、というスタンスよりも、「参加者の経験や考えを発展させて研修を作り上げるファシリテーターである」という意識で研修をするようにしています。 それでも研修の効果が大きい参加者は、研修が始まる前から「今日はどんなことを学べるんだろうか」、「せっかくの研修の時間だから無駄にしないようにまずは聞いてみよう」と思う人たちです。 わたしが参加者側だとすると、やはり研修は面倒だな、とか早く終わらないかな、と思ったりもしていたので、研修が始まる前からポジティブに捉えられるマインドは素晴らしいな、と思います。 同じ物事でもポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるのか、人によって当然違います。 物事の見方を変えることを【リフレーミング】と言います。 近い同義として自分は経験や学びによって変えることができる、と捉える心構えを【グロースマインドセット】とも言います。 どちらも社会生活において、とても重要なことですよね。 コーチングで有名なトニーロビンズも「死にたいと思う経験は神様からのギフトである」と言っています。 そこまでネガティブなことを変換できるのは並大抵の心構えではないかと思いますが、考えさせられる言葉だと感じました。 人生を楽しく生きる、そ...